方位除けについて

方位除けとは

九星とは人が生まれながらに持つ運気を九つの星で表したもので、それぞれの星には特徴があり、運勢や方位と深い関わりを持っています。
年ごとに巡る九星によって吉方や凶方が変わるため、方位除けでは自身の星と方位の関係を考慮することが重要です。
特に、厄年と重なる年や凶方位にあたる場合は、祈願を受けることで災厄を避け、運気を整えることができます。

令和７年の方位

九星が特定の方位に入ると、その年の運勢に影響を及ぼします。
特に「鬼門」「裏鬼門」「困難宮」「八方塞がり」にあたる年は、運気が乱れやすく注意が必要です。

鬼門（北東）

本命星が北東の表鬼門に位置すると、何事にも変化や変動が多くなり、運気が衰えがちです。
環境が大きく変わる可能性があるため、慎重な判断をすることが大切です。

困難宮（北）

本命星が北に位置すると、最も運気が停滞する年とされ、次の飛躍への準備期間と考えるのが良いとされます。
焦らずに計画を立て、慎重に物事を進めることが重要です。

裏鬼門（南西）

本命星が南西の裏鬼門に位置すると、前年までの衰退運が徐々に好転し始めます。
ただし、特に年の前半は注意が必要で、大きな決断は慎重に行いましょう。

八方塞がり（中央）

本命星が中央に位置すると、八方が塞がれ、どの方角に行動を起こしてもうまくいかない「八方塞がり」の年回りとされます。
新しい挑戦は慎重に進め、方位除けを行うことで運気を整えましょう。

方位除け早見表

下の早見表に該当する方は方位除けのご祈願をすることで良い年回となります。

村松虚空蔵尊について

村松虚空蔵尊（むらまつこくうぞうそん）は、茨城県那珂郡東海村にある由緒ある寺院で、地元では「虚空蔵さん」として親しまれています。
平安時代初期の大同2年（807年）、弘法大師空海によって創建されたと伝えられており、現在は真言宗豊山派に属しております。
当時の領主・佐竹氏の庇護を受け、江戸時代には徳川光圀公（水戸黄門）によって再興されるなど、歴史の中で地位を確立してきました。
本尊である「虚空蔵菩薩」は知恵と福徳を授ける仏として信仰されており、「知恵授けの十三詣りの名所」としても全国で知られています。
また、村松虚空蔵尊は「厄除け」「方位除け」の御利益も強く、開運を願う多くの人々が訪れています。
特に新年の「初詣」には、厄年を迎える方や家内安全・無病息災を願う参拝者で賑わいを見せ、県北エリア最大規模の露店も楽しめます。