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厄除けは家族同伴でも大丈夫?注意点や時期も詳しく解説

2025年03月25日

厄除けは家族同伴でも大丈夫?注意点や時期も詳しく解説

こんにちは!茨城県の村松虚空蔵尊です。

 

厄年に当たる年には、厄除けを予定される方も多いでしょう。

 

しかし「厄除けは一人で行くべきなのか?」「家族と一緒に受けても問題ないのか?」と気になる方もいるかもしれませんね。

 

また、厄除けを受ける際にはどのようなことに気をつければ良いのかも、事前に知っておくと安心です。

 

今回は、厄除けを家族同伴で行うことの可否や、家族で厄除けを受ける際の注意点、最適なタイミングについてご紹介します。

 

厄年に当たる方や、ご家族の厄除けを検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 

厄除けは家族同伴や友人同伴で行っても大丈夫?

厄除けは、一人で受けるものと思われがちですが、実際には家族や友人と一緒に受けても問題ありません。

 

家族や友人がいることで安心感が生まれ、気持ちを落ち着けてご祈祷を受けることができるというメリットもあります。

 

「厄除け後、その厄が同行者に移ってしまうのでは?」と心配する方もいるかもしれませんが、厄除けとは厄を遠ざけるためのものなので、払われた厄が他の人に移ることはありません。

そのため、家族や友人と一緒に受けても心配は不要です。

 

もし気になる場合は、厄除けと一緒に「家内安全祈願」を受けるのも良いでしょう。

 

また、厄年の家族同士や友人同士で同じ日に厄除けを受けることも問題ありません。

一緒に受けることで、不安を分かち合い、安心してご祈祷に臨めるでしょう。

 

厄除けの後、食事をしながら交流を深めるのもおすすめ。

 

 

家族で厄除けを受ける際の注意点もチェック

家族

家族で厄除けを受ける際に注意したいポイントも2つご紹介します。

 

体調が優れない場合は無理をしない

厄除けは神聖な儀式のため、長時間座っていることが求められる場合もあります。

 

また、移動や待ち時間が負担になる可能性もあるため、体調が優れない方や、妊娠中の女性は、無理をせず体調を最優先に考えましょう。

 

どうしても厄除けを受けたい場合は、代理の方にお願いするのも一つの方法です。

 

厄除けの際の服装に気を配る

厄除けとは仏様に災難を取り払ってもらうための神聖な儀式です。

 

そのため、必ずしも慶弔行事で着用するような正装である必要はありませんが、厄除けをお願いする立場として、フォーマルな格好で行くことをおすすめします。

 

男性はスーツや、黒や紺などの落ち着いた色の服装を選ぶと良いでしょう。

女性はワンピースやスーツなど、シンプルでフォーマルな装いが望ましいです。

 

一方で、派手な色やデザインの服、露出の多い服、カジュアルすぎる服装は避けるのが無難です。

 

服装について詳しく知りたい方は、「厄除け・厄払いを受ける時に相応しい服装のポイントとは?」をご覧ください。

 

 

厄除けはいつ行くのが良い?

 

厄除けの最適なタイミングについても確認しておきましょう。

 

厄除けは、新年が明けた1月1日から節分(2月3日頃)までに受けるのが一般的です。

 

これは、立春(2月4日頃)が旧暦の新年にあたるため、その前に厄を払っておこうという考え方に基づいています。

 

ただし、この時期を過ぎても厄除けを受けることは可能です。

誕生日や新年度の始まりなど、自分にとっての節目の日に合わせるのも良いでしょう。

 

厄除け・厄払いはいつまでに受けるべき?代理や喪中でも出来る? 」では、厄除けを受けるタイミングや、代理で受ける方法などをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

また、厄年には前厄・本厄・後厄の3つがあります。

 

前厄・本厄・後厄で一番悪いのは?厄年の考え方や厄払いについてご紹介」では3つの厄年の考え方や、厄除け・厄払いのタイミングをご紹介していますので、こちらもあわせてご参考くださいね。

 

 

まとめ

●厄除けは厄を遠ざけるものなので、家族や友人と一緒に受けても問題ありません。気になる場合は、厄除けとあわせて「家内安全祈願」を受けるのも良いでしょう。また、厄年の家族同士や友人同士で一緒に厄除けを受けることも可能です。付き添いの人が厄年でなくても問題はなく、一緒に参拝しても大丈夫です。

 

●厄除けは、待ち時間や移動など身体的負担があるため、体調が優れない方や妊娠中の方は無理をせず参拝を控えたほうが良いでしょう。どうしても受けたい場合は、代理の方にお願いするのも方法の一つです。服装は、男性はスーツや落ち着いた色の服装、女性はワンピースやスーツなどシンプルでフォーマルな装いが望ましいです。派手な色や露出の多い服、カジュアルすぎる服装は避けるのが無難でしょう。

 

●厄除けは厄除けは一般的には1月1日から2月3日頃の節分までに受ける方が多いですが、1年を通して受けることが可能です。誕生日や新年度の始まりなど、自分にとっての節目の日に合わせるのも良いでしょう。

 

茨城県の村松虚空蔵尊は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

 

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、厄除けをはじめ七五三やお宮参り、節分追儺式などさまざまな護摩祈祷を行なっています。

 

ぜひご来山ください。