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七五三での子供の服装は?年齢別の選び方

2019年03月29日

七五三での子供の服装は?年齢別の選び方

こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。

 

子供の健やかな成長を祝い願う七五三の行事。

和服を着て参拝される方も多いのではないでしょうか。

 

七五三の参拝で、やはり子供は和服を着るべき?洋装でもよい?

和装や洋装ではどんな服装をすれば良いの?

今回はそんな疑問を解消する、七五三での子の服装についてご紹介します。

 

 

和装?洋装?七五三の子供の服装

七五三での子供の服装が和装か洋装かについては、特に決まりはありません。

でも、せっかくの晴れの日ですから、いつもよりもちょっと張り切った装いをしたいものですよね。

 

和装と洋装の割合は約8:2と、着物で参拝される方が多いです。

七五三は日本古来の年中行事ですので、やっぱり着物で参拝したいと考える方が多いようですね。

 

もちろん、洋装でも問題ありません。

洋装の場合、女の子はドレスやワンピース、男の子はスーツなどが多いです。

 

服装に決まりがあるわけではありませんが、仏様や神様のもとへ参拝に行くのですから、派手過ぎずカジュアル過ぎず、普段よりも整えた服装が適しています。

 

 

七五三で子供が着る服装を年齢別・性別でご紹介

七五三のお参りは3歳男女、5歳男児、7歳女児で行うのが一般的です。

それぞれの年齢別に、多く着られる服装や七五三に込められた和装の意味をご紹介します。

 

3歳男女 髪置(かみおき)のお祝い

平安時代、3歳は男女とも髪を結うために髪の毛を伸ばし始めるタイミングでした。

乳幼児の死亡率が高かった時代で、3歳まで無事に成長できたお祝いでもあります。

 

3歳のお参りでは男女とも和装が多いようです。

お宮参りの際に着物を購入した場合は、仕立て直して晴れ着として着ることもあります。

3歳で和装をする場合には、帯は兵児帯(へこおび)という柔らかい帯を結び、被布(ひふ)という袖のない上着を重ねて着ます。

男の子は羽織袴を履くか、羽織袴の代わりに被布を着せるかのスタイルを選びます。

 

七五三の3歳のお参りは、生まれ年によっては満年齢が1~2歳の場合もあります。

慣れない和装で疲れてしまうより、いつもよりちょっぴりおめかしした洋装での参拝も良いと思います。

 

3歳での洋装は、女の子はワンピースやドレス、男の子はセットアップスーツなども可愛らしいでしょう。

 

 

5歳男の子 袴着のお祝い

5歳は、男の子が男性の正装である羽織袴を初めて着用する「袴着の祝い」でもありました。

 

伝統的な正装は羽二重(はぶたえ)の五つ紋付き熨斗目(のしめ)模様、色紋付の長着に揃いの袴となります。

白い扇子と懐刀なども正装時の小物です。

最近はカラフルなタイプや個性的なものも多く出ていますので、好みに合わせて選んでもOKですよ。

 

袴はズボンタイプではなくスカートタイプの行灯袴(あんどんばかま)にすると、トイレなどもスムーズで良いでしょう。

 

洋装の場合はスーツを着用する子が多いです。

 

 

7歳女子 帯解きのお祝い

7歳は、女の子が子供用の着物から大人用の着物に着替える節目でした。

大人用の振袖を腰上げ肩上げしてサイズを合わせ、帯も大人用の帯を着用します。

後々、成人式などではこの着物の上げを解いて着用することもあります。

 

洋装の場合はシックなワンピースなどが好まれます。

ヘアスタイルやタイツ、靴なども洋服に合わせてフォーマルにコーディネートすると素敵ですね。

 

 

七五三を「お参りのみ」にする場合の子供の服装は?

フォーマルな服装の子供

祈祷をいただかず、仏前や神前でお参りのみを行う一般参拝(略式参拝)の場合でも、仏様や神様に対して失礼のない服装で伺うのがマナーです。

とはいえ短い時間での参拝なら正装をするのも大変ですよね。

 

仏様や神様を敬う気持ちがあり、身だしなみを整えていれば、かっちりとした正装でなくても問題ありません。

 

例えば女の子なら落ち着いたワンピース、男の子なら地味な色味のズボンにボタンダウンシャツなど、いつもより少し整えた格好を心がけましょう。

色や柄を落ち着いたものにする、襟付きのシャツを着用するといったことでずいぶんと印象は変わります。

仏前や神前ですので、派手すぎたりカジュアルすぎたりする服装は避けましょう。

 

特に子供が小さい場合は、慣れない服装は疲れてぐずってしまう場合もあります。

参拝後すぐに洋服に着替えたり、参拝は洋服で行い、和装は写真館で衣装を借りて撮影のみにしたりと、和装や正装にこだわらず機嫌よく過ごせる服装を選ぶのも一つの考え方です。

 

 

まとめ

・子供の健やかな成長を祝い願う七五三。寺院や神社への参拝は仏様や神様のもとへ伺うので、普段よりも整えた服装で行くのがマナーです。着物や袴、フォーマルなワンピースやスーツなどを着用する子供が多いです。日本古来の年中行事のため和装をしたいと考える方も多く、和装と洋装の割合は約8:2と、和装をされる方が多いようです。

 

・七五三のお祝いには年齢ごとに意味があり、和装の場合はそれによって適した着物の形があります。3歳は子供用の着物に柔らかい兵児帯や被布(ひふ)、5歳では羽織袴、7歳では大人用の振袖を腰上げ肩上げして着用します。

 

・祈祷をせず自分たちで短い時間の一般参拝をするのみなら、正装までするのは大変かもしれません。その場合はシンプルなワンピースや地味な色のズボン、襟付きシャツなどの服装でも問題ありません。一般参拝だとしても仏様や神様のもとへ伺いますので、派手すぎたりカジュアルすぎたりしないように注意しましょう。

 

 

茨城県の村松山虚空蔵堂は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、十三詣りをはじめ初詣や七五三など様々な年中行事で護摩祈祷を行っています。