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十三参りの初穂料はいくら?意味やマナーも確認しましょう

2019年03月20日

十三参りの初穂料はいくら?意味やマナーも確認しましょう

こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。

 

寺院や神社で十三参りの祈祷をいただく際には「初穂料(はつほりょう)」の準備を忘れずに!

 

「初穂料って何?」って思われる方も、安心してくださいね。今回は初穂料の基本知識やマナー、納め方などをご紹介します。

 

 

十三参りの初穂料、意味や金額目安は?

知恵をつかさどる仏様「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」をお参りして、知恵と福徳を授かる十三参り。

数え年で13歳になるタイミングに、子供が大人になる一つの節目として行う年中行事です。

 

数え年で13歳とは生まれてから干支が一回りする節目の年であり、人生で初めての厄年でもあります。

13歳という節目の年まで健康で成長できたことを感謝し、これからの更なる成長を祈願するのです。

また、虚空蔵菩薩のお寺に行けない場合、十三参りとして近くのお寺や神社で祈祷を受ける方もいます。

 

十三参りについての詳しいご紹介はぜひこちらもお読みください。

知恵を授かる十三参り。意味や由来は?

 

十三参りの際に、寺院や神社で祈祷を受けるときにお渡しする祈祷料を「初穂料(はつほりょう)」と言います。

ちなみに、初詣のように本堂やお社の前での参拝だけとする場合は略式の一般参拝となり、この場合はお賽銭を賽銭箱へ入れていますね。

 

十三参りでお渡しする初穂料の相場は5,000円〜10,000円程度が一般的です。

 

 

十三参りの初穂料、マナーも知ろう!

初穂料はお財布から出して、そのまま渡すのはマナー違反です。

 

初穂料をお渡しする際には、白い無地の封筒か紅白のご祝儀袋を使います。

水引を使う場合、十三参りや七五三のように何度あっても喜ばしいお祝いは繰り返し結べる蝶結びの水引を使用します。

 

水引の上には「初穂料」「御初穂料」などと表書きを書き、下には御祈祷を受ける方のフルネームを記載します。

お札は人物が印刷されている側が表にくるように中袋に入れて、中袋の表には金額、裏には祈祷を受ける方の住所と名前を記載します。

 

初穂料としてお渡しするお金は新札と決まっているわけではありません。

しかし祈祷料としてお供えするものだと考えると、あまりシワシワのお札はよくありませんよね。

できるだけシワのないきれいなお札を用意するようにしましょう。

初穂料は寺務所や社務所で祈祷の申し込みをする際に、受付の方に渡してください。

 

ちなみに、元々は御祈祷をいただくときに神様にお供えするお金のことを「初穂料」と言いますので、仏教寺院においては「御祈祷料」や「御布施」が正しいと言えます。

 

しかし日本は、神さまと仏さまを同一視するという神仏習合(しんぶつしゅうごう)の文化を独自に形成した背景もあり、仏教と神道の習慣が入り混じることも珍しくありません。

 

当山(村松山虚空蔵堂)への十三詣りの際は「初穂料」「御布施」「御祈祷料」いずれでも間違いはありません。

しかしながら、初穂料の相場や準備のマナーなどは、地域や風習によって異なる場合もあります。

不明点があれば、祈祷を受ける寺院や神社へ確認されると安心です。

 

 

初穂料の由来とは?

初穂の儀式

初穂とは、その年に初めて収穫された稲(お米)のことです。

古来の日本では、その年一年の天の恵みに感謝をして初収穫のお米を神様へお供えしていました。

その後、お米以外の野菜や果物、魚などもその季節で初めて穫れたものは初物として神様へお供えされるようになりました。

 

この初穂・初物が形を変え、お金という形でお供えされるようになったのが「初穂料」です。

 

初穂料の由来を考えると、新札をお供えするというマナーはないにしろ、きれいな新しいお札を用意するのが良いと思えますね。

 

 

まとめ

・数え年で13歳という節目の年に虚空蔵菩薩をお参りして知恵と福徳を授かる十三参り。御祈祷をいただく際には「初穂料(はつほりょう)」を納めましょう。

 

・初穂料は赤白の水引が付いたご祝儀袋か白い封筒で用意します。表書きは「初穂料」とかき、表の下部には祈祷を受ける方のフルネームを記載します。中袋の表に金額、裏側に名前と住所を書くのも忘れないようにしましょう。初穂料の金額は5,000〜10,000円程度が相場です。

 

・「初穂」とはその年で初めて収穫されたお米のことです。古来、日本では天からの恵みに感謝してその年に初めて収穫されたお米や野菜、果物、初めて捕れた魚など初物を神様へお供えする風習があり、それが「初穂料」という名前の由来となっています。必ずしも新札である必要はありませんが、由来を聞くと新しいお札を用意したいなと思いますよね。

 

 

茨城県の村松山虚空蔵堂は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、十三詣りをはじめ初詣や七五三など様々な年中行事で護摩祈祷を行っています。