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初詣でお寺へ参拝!作法や注意点は?

2019年06月14日

初詣でお寺へ参拝!作法や注意点は?

こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。

 

お正月の三が日にお寺や神社へ初詣を行く方も多いと思います。

改めて考えてみると初詣って、お寺でも神社でもどちらでも良いのでしょうか?

 

答えは、もちろん大丈夫です!

 

今回はその中でもお寺での初詣の参拝方法や作法についてご紹介します。

 

 

参拝前に、改めて初詣の由来や意味を知ろう

初詣とは、年の始まりにお寺や神社を訪れて参拝することです。

昨年一年を無事に過ごすことができた感謝を伝えるとともに、新しい一年をまた無事に過ごせるように仏様や神様にお願いをします。

 

初詣は、「年籠り(としごもり)」という日本古来の風習が由来と言われています。

年籠りは年末の夜から元旦の朝にかけて氏神様の元にこもり、昨年の感謝を伝え、新年の豊作や家内安全を祈る行事でした。

 

昔は地元の氏神様や、その年の恵方にあるお寺や神社を参拝していましたが、時代と共にお参りするお寺や神社に対する風習は薄れ、明治時代以降は交通網の発達にもより、それぞれが好きなお寺や神社を参拝するようにもなってきました。

 

ちなみに、明治時代以前は「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」といってお寺と神社は明確な区別をせず、ともに信仰の対象とされていました。

初詣に関しても、お寺と神社はどちらにお参りしても問題ありません。

 

 

お寺への初詣、参拝の流れやお作法は?神社との違いも

手を清める初詣の参拝者

お寺への初詣では、神社と少しだけ参拝方法や参拝でのお作法が異なります。

参拝の流れとお作法について、ご紹介します。

 

1.一礼をして山門をくぐる

お寺の敷地に入る前に大きな門(山門)があることがあります。

この門をくぐる前には一礼をし、敷居を踏まずにまたいで通ります。

本堂へ向かう参道を歩く時には、仏様が通るとされている参道の真ん中ではなく、端を通るようにしましょう。

 

 

2.手水舎でお清めをする

敷地に入ると手水舎(ちょうずや)がありますので手を清めましょう。

右手で柄杓を持ち、水をすくい、まずは左手を清めます。

次に柄杓を左手に持ち替えて右手を清め、再度右手に柄杓を持ち替えて左手に水を少量ためて口をすすぎます。

水をすくった柄杓を縦にし、柄杓の持ち手部分を清めます。

 

 

3.香閣(こうかく)で体を清め、線香を備える

線香が立ち、煙をあびることができる香閣(こうかく)がある場合は、煙をあびて体を清めましょう。

体の悪い部分や痛い部分に煙をあてるとご利益があると言われています。

線香を購入してお供えすることもできます。

線香を捧げる際には、人がつけたロウソクから火をもらうのはNGですのでご注意を。

 

 

4.本堂でのお参り

本堂の前まで来たら、まずは一礼をしてお賽銭を賽銭箱へ入れます。

鰐口(わにぐち 銅鑼のような仏具)など鳴らすものがあれば静かに1度鳴らします。

合掌しながら仏様へご挨拶をし、一礼をして完了です。

 

神社でのお参りとの大きな違いは、お参りの際に柏手(かしわで)を叩かないことです。

思わずパンパンと手を叩きたくなる方もいるかもしれませんが、静かにそっと手を合わせるのが正しい作法です。

 

 

お寺へ初詣に行く際のお作法で、注意する点はある?

一年の始まりに仏様へご挨拶に行く初詣。

次のような点に注意してお参りするようにしましょう。

 

仏様に失礼のない服装で参拝

初詣の服装に決まりがあるわけではありませんが、仏様への参拝ですので失礼のないよう、清潔感があり整えた服装で行くようにしましょう。

着物などで正装していくのも素敵ですね。

本堂でお参りする際は帽子やマフラー、手袋などを外し、かばんを下ろしてお参りしましょう。

 

 

お賽銭は静かに入れる

賽銭箱にお賽銭を入れる際には投げ入れず、静かに入れましょう。

金額は決まっていませんので、自分の気持ちに合った縁起の良い金額を入れると良いです。

5円=ご縁がありますように、25円=二重にご縁がありますように などの意味合いもあると言われています。

 

 

お参りの際には自分の名前と住所を述べる

本堂でお参りする際には、心の中で自分の名前と住所を述べてから感謝の気持ちを伝え、今年の健康や幸運などを願いましょう。

願い事は欲張らず1つだけですよ!

 

 

まとめ

・初詣とは仏様や神様に昨年一年無事に過ごせたお礼を伝え、今年も良い年になるようにお願いをするお参りです。「年籠り(としごもり)」という日本古来の行事が由来と言われています。昔はお寺と神社を大きく区別しない「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という考え方が一般的で、初詣に行く先もお寺と神社のどちらでも問題ありません。

 

・お寺での初詣では一礼をして敷地に入った後、手水舎(ちょうずや)や香閣(こうかく)でお清めをしてから本堂へ参拝をします。参拝時には一礼をしてからお賽銭を入れ仏具を鳴らし、静かに合掌をして仏様へご挨拶をします。神社と違って手を叩いてはいけません。

 

・お寺への初詣は服装が決まっているわけではありませんが、仏様に失礼のないように清潔感のある整えた服装で参拝します。参拝の際には心の中で自分の名前と住所を述べ、まずは感謝の気持ちを表してから新年の幸運や健康を願いましょう。

 

 

初詣にはぜひ茨城県の村松山虚空蔵堂へ。

村松山虚空蔵堂は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、十三詣りをはじめ初詣や七五三など様々な年中行事で護摩祈祷を行っています。