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十三参りの服装は女の子と男の子でどんなものを選ぶ?

2018年11月28日

十三参りの服装は女の子と男の子でどんなものを選ぶ?

こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。

 

13歳という成長の節目の年に、子どもの成長を願い祈る年伝統行事の十三参り。

お寺や神社へのお参りはどのような服装でいけば良いのでしょうか。

 

今回は女の子と男の子それぞれの十三参りに適した服装をご紹介します。

一緒にお参りに行く両親のおすすめの服装についてもお伝えしますね。

 

 

十三参り、女の子・男の子の服装は?

十三参りは数えで13歳という、子どもにとって成長の節目となる年に虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)をお参りし、知恵をと福徳を授かる伝統行事です。

 

無事に13歳まで成長できたことを感謝して祝い、これからのさらなる成長を祈る大切なお参りですので、ぜひ適した格好でお参りしたいですよね。

女の子・男の子それぞれのおすすめの服装をご紹介します。

 

女の子の正装は着物または袴

女の子の正装は日本の民族衣装でもある着物です。

着物にはいろいろな種類がありますが、未婚女性の正装である振袖、既婚未婚問わずに大人が礼装として着用する訪問着の2つが適しています。

 

また、関西では袴姿で参拝する女の子も多く、袴の参拝でも問題ありません。

華やかな着物姿や凛とした佇まいの袴姿の参拝はとってもかわいらしく、節目の年の記念にもなりますよね。

 

 

男の子の正装は紋付羽織袴

13歳という年齢は、男の子にとって昔はふんどしや腰巻、本裁ち(大人の寸法)の着物を身に着けるなど装い方が変わり、若衆組に入るなど社会の一員としての役割も担うようになる年齢でした。

そのため、大人の男性の正装である羽織袴を着用するのが正式です。

 

長着と呼ばれる上の着物を着て袴を履き、家紋の入った紋付羽織を着用します。

昔ながらの紋付羽織は黒い羽織が多かったですが、近年ではカラフルなものやデザインが入っているものも増えています。

伝統的な黒の袴姿、近代的でオシャレな袴姿のどちらも素敵ですね。

 

 

洋装はスーツやワンピースがおすすめ!落ち着いた私服でも問題なし

女の子も男の子も正装は和装ですが、洋装でもOKです。

洋装の場合はフォーマルスーツやワンピースなどがおすすめ。

十三参りは卒業式後の春休みに参拝される方が多いため、卒業式と参拝で兼用することもできます。

 

ただし、必ずしも特別に服装の準備をしなくてはいけないわけではありません。

一番大切なのは敬意を持って参拝をする気持ちです。

落ち着いた服装であれば、私服での参拝も問題ありませんよ。

シンプルで落ち着いた色合いのニットや襟付きシャツ、ブラウスなどがおすすめです。

 

進学する中学校の制服でもOK

卒業式後の春休み時期に十三参りをするのであれば、進学する中学校の制服ももう準備済みのはず。

学校の制服は学生の正装ですので、進学先の中学校の制服で参拝するのもよいでしょう。

 

虚空蔵菩薩は人々に知恵を授ける「知恵の菩薩」と言われています。

新しい制服に袖を通して十三参りをすることで、これから始まる新たな学校生活がさらに充実したものになること間違いなしです。

 

十三参りの意味や由来などはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。

知恵を授かる十三参り。意味や由来は?

 

 

女の子の十三参りの着物に必要な「肩上げ」「腰上げ」とは?

十三参りの「13」とは、子どもが大人になる節目の年齢を指します。

女の子が十三参りで着る着物についても子ども用の着物ではなく、大人用として仕立てた着物を着用するという風習があります。

 

そのままでは大きすぎて着られませんよね。

そこで、肩と腰の部分を縫い留めて子どもが着られるサイズに調整します。

これが「肩上げ」「腰上げ」です。

 

本来はお参りから帰宅後に、肩上げと腰上げを解いて大人のサイズに仕立て直すところまでが十三参りの正式な儀式となります。

昔は、着物は祖母や母から代々受け継ぐもので、大人の着物を子供サイズに仕立て直して着ていることも多かったためです。

 

ただし現代では十三参り用の着物も販売されていますし、レンタルもありますのでジャストサイズの着物を着ることも可能です。

 

 

十三参りで両親の服装はどうしたらいい?

妻にスーツのネクタイを直してもらう夫

十三参りで子どもたちが正装や礼装をするのですから、ご両親も合わせて礼装でお参りしたいものですね。

ただし、あくまでも主役は子どもたち。

両親は子どもを引き立てるような色合いのシンプルな服装を心がけましょう。

 

着物を着るのであれば母親は訪問着や色無地、父親は黒以外の羽織袴となります。

子どもの服装より格を下げるために、家紋がついていないものにしましょう。

 

洋装の場合、父親はブラックやネイビーなどの落ち着いた色のスーツがおすすめです。

母親は春らしい明るくやわらかな色のスーツやワンピースを着用される方も多く見られます。

 

 

まとめ

・十三参りは子どもが大人になる節目のお参りです。女の子の正装である振袖・訪問着・袴、男の子の正装である紋付羽織袴で参拝してみてはいかがでしょうか。洋装の場合はフォーマルスーツやワンピース、進学先の中学校の制服、落ち着いた私服などでの参拝でも問題ありません。

・女の子の着物は本来、大人用の着物を「肩上げ」「腰上げ」して子ども用サイズに直して着用するものでした。十三参り後に肩上げと腰上げを解いて大人サイズに戻すところまでが本来の一連の儀式となります。現代ではジャストサイズを購入したりレンタルしたりされる方も多くいらっしゃいます。

・正装、礼装の子どもに合わせて両親も着物やスーツなどの礼装で参拝するようにしましょう。ただしあくまで主役は子どもです。子どもを引き立てるようなシンプルな服装を心掛けましょう。

 

 

茨城県の村松山虚空蔵堂は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、十三詣りをはじめ初詣や七五三など様々な年中行事で護摩祈祷を行っています。