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七五三はお寺と神社どちらを選ぶ?それぞれの特徴や参拝方法

2018年12月15日

七五三はお寺と神社どちらを選ぶ?それぞれの特徴や参拝方法

こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。

 

お子様の健やかな成長をお祝いする七五三。

参拝はお寺へ行くべきか神社へ行くべきか迷っていませんか?

 

今回は七五三のお参り先の「お寺」と「神社」の違いについてのお話。

参拝はどちらに行くべきなのか、お寺と神社それぞれでの参拝方法や祈祷料についてもご紹介します。

 

 

七五三のお参り、お寺と神社の違いや参拝先の選び方

七五三は子どもの健やかな成長を祝い、これからも無事に成長できるようにお寺や神社へ参拝して祈る伝統行事です。

 

もともと、日本古来の宗教は神道でした。

神道では生まれた土地の氏神様である「産土神(うぶすなかみ)」が子どもを守ると言われており、七五三では地元や自宅近くの神社へ参拝をするものでした。

そのため、神社での七五三が広く認知されることとなりました。

 

一方、現在の日本人の46%が信仰しているとされる仏教のお寺でも、七五三の参拝を受け付けています。

日本は神仏習合という特徴的な文化を持ち、一説では奈良時代から仏様と神様を同一視してきました。

また、仏教では仏様やご先祖様が子どもを守ると言われ、そのためお寺を参拝して仏様やご先祖様へ感謝の気持ちを捧げるのです。

 

お寺と神社のどちらに参拝するべきか?

お寺と神社のどちらへ七五三のお参りをすればいいのかについては、決まりはありません。

お寺では仏様やご先祖様が、神社では氏神様が子どもたちをお守りくださいます。

 

子どもが無事に成長した感謝の気持ちを伝えたい先へ参拝に伺うのが良いでしょう。

自宅の近くにある、家族に縁や思い出があるお寺や神社へ参拝されると良いと思います。

 

また、七五三の参拝はお子様が主役です。

自宅からあまり遠かったり、境内に急な階段があったりなど、小さな子どもが参拝するのが大変な立地の場合は避けた方が無難です。

 

笑顔で仏様や氏神様へ感謝の気持ちを伝えられることが一番ですね。

 

 

作法の違いに注意!お寺と神社での七五三の参拝方法

七五三の参拝に伺った際、お寺と神社では作法が少し違う部分があるので注意しましょう。

それぞれの一般的な参拝方法と流れをご紹介します。

 

お寺での参拝方法

お寺で参拝をする場合、まずは事前にお寺へ七五三の参拝が可能かどうか問い合わせてみることをおすすめします。

お寺によっては参拝な可能時間や時期が決まっていたり、予約が必要な場合もあります。

 

参拝方法

1.お寺の正門の前で一礼、または合掌をしてから敷地内に入ります。

正門の足元に敷居がある場合は、敷居を踏まずに進みましょう。

 

2.手水場で手と口を清めます。

手水場でのお清めの方法

(1)右手で柄杓を持って水をすくい、左手に水をかける

(2)左手で柄杓を持って水をすくい、右手に水をかける

(3)右手に柄杓を持ち替え、左手に注いだ水で口をすすぐ

 

3.本堂で賽銭箱にお賽銭を入れ、両手を合わせて目を閉じ、頭を下げて静かに祈ります。

 

 

神社での参拝方法

神社へ参拝する場合も、可能であれば事前に問い合わせをしてみましょう。

特に七五三の参拝シーズンである11月の土日は、人気のある神社であれば混み合うことが予想されます。

 

参拝方法

1.鳥居の前で立ち止まり、背筋を伸ばして一礼をしてから敷地内に入ります。

参道の真ん中は神様の通り道なので避け、端の方を歩きましょう。

 

2.手水舎で手と口を清めます。

お清めの方法はお寺と同じです。

 

3.本殿では会釈をしてから賽銭箱へお賽銭を入れ、「二礼・二拍手・一礼」のお参りを行います。

 

4.会釈をし、参道の端を歩いて戻ります。

鳥居の一度振り返り再度一礼をします。

 

お参りの際に手をたたく(柏手・かしわで)のは神社でのお参りの作法です。

お寺では手をたたかずにお参りしますので注意しましょう。

 

また、お寺や神社によって多少作法が異なる場合があります。

心配な場合には参拝前に作法をお寺や神社の方へ確認しておくとよいでしょう。

 

 

お寺での祈祷料は神社とは違う?相場や注意点など

熨斗袋

お寺での七五三の参拝で御祈祷を受ける場合も、祈祷料をお渡しする必要があります。

 

祈祷料の金額は神社と同じく、5,000円~20,000円程度が相場です。

「お気持ちでお願いします」と言われる場合はこのくらいを目安に考えておくとよいでしょう。

お寺によって金額が決まっている場合もありますので、事前に確認して従うようにしましょう。

 

祈祷料は事前にご祝儀袋に入れて準備をしておきます。

赤白の水引が蝶結びになっているご祝儀袋を用い、表書きには「お布施 〇〇(子どものフルネーム)」または「御祈祷料 〇〇(子どものフルネーム)」と書きます。

 

当日、七五三祈祷の受付の際に必要事項を書いた申し込み用紙と一緒に受付にお渡しします。

 

神社で御祈祷を受ける場合も同じように祈祷料を用意しましょう。

ただし、表書きは「玉串料 〇〇(子どものフルネーム」または「初穂料 〇〇(子どものフルネーム)」となります。

 

七五三の初穂料とは?金額や書き方もご紹介!の記事でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてみてください。

 

 

まとめ

・七五三のお参りはお寺と神社のどちらに行くべきという決まりはありません。日本古来の宗教である神道により神社での参拝、日本人の多くが信仰している仏教によりお寺での参拝が行われています。どちらが正解という事はないので、自宅の近くや家族に縁のあるお寺や神社へ参拝すると良いでしょう。

・お寺と神社で参拝方法は少し異なります。特に注意したいのは参拝時の「柏手(かしわで)」。手をたたいてお参りするのは神社だけで、お寺では手はたたかないので注意しましょう。音がなると目立ってしまうので、事前にお子様にも伝えておくようにしましょう。お参り前に手水で手と口を清め、敬意を持って静かにお参りする点は同じです。

・七五三の参拝で祈祷を受ける場合は、祈祷料を用意しましょう。お寺の祈祷料の相場は5,000円~20,000円程度です。赤白蝶結びのご祝儀袋に入れ、表書きは「御布施〇〇(子どもの名前)」まはた「御祈祷料〇〇(子どもの名前)」と書いて、事前に用意しておきましょう。

 

 

茨城県の村松山虚空蔵堂は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、十三詣りをはじめ初詣や七五三など様々な年中行事で護摩祈祷を行っています。