村松虚空蔵尊だより
2019年11月12日
こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。
子供の健やかな成長を祝い願う年中行事「七五三」。
当日は参拝のほか、写真撮影や食事会なども行うことが多く、何かとお金がかかることも事実です。
今回はそんな七五三にかかるすべての費用について解説!
祈祷料や衣装代、写真代など、七五三でかかる費用の内訳と値段の相場をご紹介します。
子供の成長を祝い、お寺や神社へお参りをしてこれからも元気で過ごせるように祈る七五三。
一連の七五三行事でかかる費用の内訳と値段の目安をご紹介します。
お寺や神社を参拝しご祈祷をいただく際にお渡しするお金です。
お寺では初穂料、神社では玉串料と言うこともあります。
祈祷料の相場は5,000~20,000円程度が目安です。
「気持ち」で包むものなので少ないからダメというものでありません。
ただし、お寺や神社によっては祈祷料の金額が決まっている場合もあるので、心配な方は確認してみると良いでしょう。
祈祷料の目安は1人分で、兄弟で一緒に七五三参りをする場合は人数分の祈祷料を用意します。
祈祷料(初穂料)に関してはこちらでも詳しくご紹介しています。
スーツや着物など、いつもより少しだけ正装をして参拝される方が多いです。
子供の洋服はすぐに大きくなってしまうのでレンタルで用意される方が多く、その場合の値段は15,000~30,000円程度が相場のようです。
また、最近はインターネットでの衣装レンタルも増えており、ポリエステルなど素材によって5,000円程度〜とリーズナブルなものも多いです。
購入される場合は、20,000円~が目安で上限はなし!
親御さんが七五三の時に着た衣装を着る、親戚から借りるという方もいらっしゃいます。
大切な着物を親子や親族で代々着用するというのも素敵ですね。
着物を着る場合は着付けやヘアメイクも必要となることが多いです。
子供の着付けとヘアメイクは美容室に依頼すると5,000~10,000円程度が相場となります。
着物+着付け+ヘアメイクがセットになったプランや、写真館ならそれにプラスして撮影付きのプランもあり、セットプランの方がお得なことが多いです。
参拝の後は写真スタジオや出張撮影などで記念撮影をするのも定番コース。
写真スタジオでは衣装もセットの「七五三プラン」なども用意されています。
店舗内の衣装を無料で選べ、撮影とフレームやアルバムに入った写真、オプションで写真データを入れたCD-ROMなどもつけられます。
セット内容や購入商品オプション内容によって料金は異なりますが、おおむね30,000~50,000円が目安です。
参拝用の衣装レンタルもセットになっているプランを利用すれば、衣装代を安く済ませることもできます。
また、最近は好きな衣装で好きな場所で撮影する出張撮影も人気で、20,000円 〜 40,000円程度が相場となっています。
レストランを利用したり、仕出し料理を頼み自宅で会食したり、子供の成長を祝って家族で食事会を行うのも楽しいものです。
食事の内容やお店、ランチかディナーかにもよりますが、大人1人3,000~5,000円が目安となるでしょう。
子供の値段はその半額と考えて良いと思います。
家族や親族を招いて食事会をする場合には、子供の成長の報告と感謝の気持ちを伝えましょう。
七五三の食事会での挨拶についてはこちらも参考にしてくださいね。
七五三では主に親戚からお祝い金をもらうことが多いです。
[お祝い金目安]
親戚:5,000~10,000円程度
祖父母:30,000~50,000円程度
親戚以外:5,000円程度
親族の中でも、祖父母からはたくさんのお祝いをいただくケースが多いです。
七五三でもらったお祝い金は、子供がもらったものなので原則お返しはしなくて良いとされています。
しかし、高額なお祝いをもらった場合には1/3から半額程度のお返しをする方が多いです。
他の方に対しても、感謝の気持を込めてお菓子や日用品などちょっとしたお返しをお渡しすると良いでしょう。
七五三の写真をお渡しするのも喜ばれますよ。
・七五三でかかる費用は祈祷料が5,000円~20,000円程度、衣装レンタル代が15,000~30,000円程度(購入の場合は20,000円〜が目安)、写真代は写真スタジオなら30,000~50,000円、出張撮影なら20,000円〜40,000円程度、食事代は1人3,000~5,000円程度が目安です。地域や内容によって値段は異なります。
・七五三でお祝い金をもらう場合は、親戚5,000~10,000円程度、祖父母30,000~50,000円程度、親戚以外5,000円程度が多いです。七五三のお祝いは原則お返し不要と言われていますが、感謝の気持を込めてお返しをするのがベター。お返しとしての七五三写真も喜ばれます。
茨城県の村松山虚空蔵堂は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。
茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、七五三をはじめお宮参りや十三詣り、節分追儺式など様々な年中行事で護摩祈祷を行っています。