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初詣へ子連れで安心して行くためのポイントをご紹介!参拝場所の選び方も

2024年11月01日

初詣へ子連れで安心して行くためのポイントをご紹介!参拝場所の選び方も

こんにちは!茨城県の村松虚空蔵尊です。

 

初詣は、新年にその年の健康や幸福を祈る大切な行事です。

家族全員での初詣が恒例行事というご家庭も多いでしょう。

 

ただ、まだ小さなお子さんがいる場合、どのような点に気を付けて参拝すれば良いのかと悩む方も少なくありません。

 

そこで今回は、子連れで初詣に行く際に知っておくと良いポイントや、参拝するお寺や神社の選び方についてご紹介します。

安心して家族で初詣に行けるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

子連れで初詣に行く場合に知っておくと良いこと

子どもを連れて初詣に行く場合、大人だけのときとは違う、子どもならではの気を付けたいポイントがあります。

 

ここでは、子連れで初詣に行く場合に事前に知っておくと良いことをご紹介します。

 

混雑する時期を避ける

小さな子どもを連れて混雑した場所へ行くと、迷子になったり、人にぶつかったりと、思わぬトラブルが起きる可能性があります。

そのため、できれば混雑する時期を避けて初詣に行くことをおすすめします。

 

初詣の参拝客がもっとも多いのは、三が日。

三が日を過ぎると参拝する人も少なくなり、ゆっくりと参拝できるため、子連れの初詣の場合は、三が日以降に参拝すると良いでしょう。

 

どうしても三が日に参拝したい場合は、お昼前後の混雑が予想される時間を避けると安心です。

比較的混雑も少なく、落ち着いて参拝できます。

 

幸先詣(さいさきもうで)も検討する

混雑を避けるため「幸先詣(さいさきもうで)」もおすすめです。

 

「幸先詣」とは、12月末の年を越す前に先に参拝をすることです。

「幸先詣」には、初詣を前年の年末に前倒しで行い、“新年の「幸(さち)」を「先(さき)」にいただく”という意味が込められています。

 

子連れの初詣には、ぜひ「幸先詣」も検討してみましょう。

 

防寒対策を万全に行う

初詣は大変寒い時期のため、防寒対策はしっかり行いましょう。

 

特に小さな子どもには帽子や手袋、マフラーや耳当てなど、体温調整がしやすい小物を準備すると良いでしょう。

 

ベビーカーを使う場合は、足元が冷えやすいのでブランケットをかけておくのがおすすめです。

 

持ち物を事前にしっかり準備する

小さな子どもと一緒の初詣には、次の持ち物を準備しておくと良いでしょう。

 

・おむつ替えセット
・着替え
・ミルク・授乳グッズ
・抱っこひも

 

ベビーカーだと移動しづらいお寺や神社もあります。

そのような場合は、抱っこひもがあれば、移動がスムーズで便利です。

 

初詣の持ち物や初詣に適した服装は「初詣の持ち物は?必需品や適した服装をチェック!」でもご紹介しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

子連れでの初詣はどんなお寺・神社を選ぶべき?

手をあわせる子ども

子連れで初詣に行くなら、次のポイントに気を付けてお寺や神社を選ぶと安心です。

 

・駐車場の有無や場所
・ベビールームやおむつ替えのスペースの有無
・ベビーカーで参拝できるかどうか

 

駐車場が境内から遠いと、寒い中長い時間歩かないといけません。

また、駐車場が近くにあれば、代わりにお守りなどを購入してもらう間や、ぐずってしまったときなどに、暖かい車内で待つこともできます。

 

また、ベビールームやおむつ替えのスペースがあるお寺や神社なら、安心して参拝できます。

参拝するまでの距離がベビーカーで移動しやすいかも選ぶ際のポイントです。

ベビーカーでは移動しづらいお寺や神社もあるため、事前に確認し、必要に応じて抱っこ紐などを準備しましょう。

 

茨城県の村松虚空蔵尊は日本三体虚空蔵尊のひとつとして、毎年大晦日の夜から多くの参拝者の方が訪れます。

 

村松虚空蔵尊では駐車場やベビールームを完備しており、参拝される方はどなたでも、授乳やおむつ替えに利用していただけます。

 

茨城県虚空蔵尊の初詣」でも詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ安心して、ご来山ください。

 

 

初詣の由来やお参りのマナーもご紹介

初詣の由来や参拝マナーも知って、より有意義な参拝にしましょう。

ここでは基本的な初詣の由来や知識、マナーをご紹介します。

 

初詣の由来

初詣は、新しい年の始まりに神社やお寺を訪れ、その年の健康や繁栄を祈願する日本の伝統行事です。

 

もともと日本には「年籠(としごも)り」という習慣があり、年越しの夜に氏神(うじがみ)様をお参りし、夜通しその年の豊作や家内安全などを祈願していました。

 

やがて、「年籠り」は大晦日の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」の2つに分かれます。

この「元日詣」が、現在の「初詣」の原形です。

 

江戸時代頃までは元日詣は「恵方詣」とも呼ばれ、その年の恵方の方角にあるお寺や神社を参拝していました。

 

現在のように恵方にこだわらず、好きなお寺や神社へお参りするようになったのは明治時代以降といわれています。

 

初詣の意味や由来、歴史を知って有意義なお参りに」では、さらに詳しく初詣の意味や由来についてさらに詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

初詣はいつ行くべき?

初詣は「その年初めてお寺や神社にお参りすること」を意味するため、実はいつ行くべきかという明確な決まりはありません。

 

ただ、一般的には「松の内(まつのうち)」の間に行くのが望ましいとされています。

「松の内」とは、門松や松飾りを飾り、年神様という新年の神様をお迎えする期間のこと。

 

初詣ではこれまでの感謝や新年の平安を祈願するため、年神様がいらっしゃる間にお参りするのが好ましいと考えられているからです。

 

「松の内」は地域によって異なり、関東は7日まで、関西は15日までとする場合が多いです。

 

お伝えした「幸先詣」も御利益は変わりませんので、安心してくださいね。

 

初詣の服装は?

明確なドレスコードはありませんが、初詣は仏様や神様へ新年のご挨拶をするということ。

そのため、次のような服装はなるべく控えたほうが良いでしょう。

 

・カジュアル過ぎる服装
・露出の多い服装
・あまりに華美な服装
・動物の毛皮がついたものやアニマル柄のもの(動物の殺生を連想させるため)

 

お寺と神社での参拝方法も確認

初詣の参拝はお寺でも神社でもどちらでも構いません。

ただ、お寺への初詣と神社への初詣は、少しだけ参拝方法や参拝でのお作法が異なります。

それぞれの参拝の流れとお作法についても簡単に確認しましょう。

 

お寺の参拝方法

まず、山門(さんもん)と呼ばれる門をくぐってお寺の敷地に入り、手水舎(ちょうずや)まで進みます。

 

手水舎とは、参拝する前に身と心を清めるための水が用意されている建物のこと。

手水舎で手と口を清めます。

 

香閣(常香炉)があればお線香を供え、煙を受けて心身を清めましょう。

 

本堂へ着いたら、用意したお賽銭を優しく入れます。

鰐口(わにぐち:銅鑼のような鳴らす仏具)がある場合は静かに1度鳴らし、合掌しながら心の中で仏様へ感謝と祈願の言葉を述べ、一礼をして参拝完了です。

 

神社の参拝方法

まず、鳥居をくぐります。

門を通る前に軽く一礼し、手水舎まで進み、手と口を清めます。

 

本殿の前に来たら鈴を鳴らし、お寺の場合と同様に賽銭箱にそっとお賽銭を入れます。

神社にもよりますが、一般的な神社の参拝方法は「二礼二拍手一礼」。

 

神様への敬意を込めて深いお辞儀を2回した後、胸の前で2回柏手を打ち、心の中で神様にご挨拶をします。

 

もう一度お礼の気持ちを込めてお辞儀すれば、参拝完了です。

 

 

まとめ

●子連れで安心して初詣に行くには、混雑する三が日の参拝を避け、防寒対策をしっかりしましょう。また、「おむつ替えセット」「着替え」「ミルク・授乳グッズ」「抱っこひも」を持っていくと良いでしょう。どうしても三が日に初詣に行きたい場合は、混雑する昼前後の時間を避けて参拝しましょう。また、初詣を前年の年末頃に前倒しで行う「幸先詣」もおすすめです。

 

●子連れの初詣には、ベビールームやおむつ替えのスペースがあり、駐車場もあるお寺や神社を選ぶとよいでしょう。ベビーカーでは移動しづらいお寺や神社もあるため、事前に確認しておくと安心です。ベビーカーで移動しづらい場合は、抱っこ紐の用意をおすすめします。

 

●初詣は日本に古くからあった「年籠(としごも)り」がその由来です。初詣にいつ行くべきといった明確なルールはありませんが、一般的には「松の内」と呼ばれる年神様をお迎えする期間の間に行くのが良いとされています。また、服装も・カジュアル過ぎる服装や露出の多い服装などは避けましょう。参拝方法は、お寺と神社では少し異なります。

 

茨城県の村松虚空蔵尊は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

 

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、初詣をはじめ、十三詣りや七五三、お宮参り、節分追儺式など様々な年中行事で護摩祈祷を行なっています。

 

ぜひご来山ください。