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車のお祓いはどのような服装が良い?シーン別の服装や持ち物も確認!

2023年05月25日

車のお祓いはどのような服装が良い?シーン別の服装や持ち物も確認!

こんにちは!茨城県の村松虚空蔵尊です。

 

交通安全を願う車へのお祓い。全国のお寺や神社で行われています。

 

当山では、「交通事故は人の心の隙によって起こるもの」また「祈願者自身が交通事故に遭わないように」という考えのもと、車のお祓いではなく、運転されるご自身とご家族へ向けた交通安全祈願を行っております。

 

ただほかのお寺や神社が行う車のお祓いを否定するものではありません。

 

当山にも車のお祓いに関するお問い合わせをいただくこともあり、「車のお祓いにはどのような服装で行けば良いのだろうか」や、「どのような持ち物を準備すれば良いのだろうか」など疑問を持たれる方も少なくなくありません。

 

そこで今回は、車のお祓いの際の服装のマナーや持ち物について一般論的な視点からご紹介します。

 

車のお祓いを検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 

車のお祓いはどのような服装で行く?服装マナーを知ろう

車のお祓いの際の基本的な服装のマナーをご紹介します。

まず、車のお祓いについて簡単に確認しましょう。

 

車のお祓いとは?

車のお祓いとは、交通安全を祈願して行う、お寺や神社によるお祓いのことです。

一般的に車と運転手がお祓いを受けます。

 

お祓いは義務ではありませんが、受けることで精神的な安定が生まれ、気持ちに余裕を持ってハンドルを握ることができるようになることが良いところでしょう。

たとえ運転手が安全運転を心がけていても、思いもよらない形で事故に巻き込まれる可能性もあるもの。少しでも気になるのであれば、車のお祓いや運転手の交通安全祈願を受けることをおすすめします。

 

車のお祓いはいつする?タイミングや流れ・マナーを確認」では、車のお祓いをする時期やお祓い当日の実際の流れについてご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

 

車のお祓い時の服装のマナー

お祓いは普段なかなか経験することのない儀式のため、どのような服装で行けば良いのか疑問に思われる方もいるでしょう。

 

実は、車のお祓いには明確なドレスコードはなく、平服で問題ありません。

 

ただ、車のお祓いはお寺や神社で行われる神聖な行事です。

仏様や神様に失礼にならないように、という気持ちで服装を選びましょう。

例えば、カジュアル過ぎる服装や露出の高い服装は控えることをおすすめします。

 

 

車のお祓いでの服装をシーン別に詳しく!

車を運転する男性

車のお祓いの服装を家庭用の車のお祓いの場合と、社用車のお祓いの場合に分けて詳しくご紹介します。

 

家庭用の車のお祓いのときの服装

家庭用の車の場合は、男女ともに黒や紺、グレーなどのシックなモノトーンカラーの服がおすすめです。

 

男性なら、無地のスーツに白いシャツと落ち着いたカラーのネクタイ、黒い革靴を選びましょう。

 

女性は、スーツ、もしくはワンピースが良いでしょう。

スカートの丈は膝下よりも長めのものを選び、ストッキングを履きましょう。

もちろん、パンツスーツでも構いません。

足元はきちんとした印象を与えられる黒いパンプスがおすすめです。

アクセサリーを付けるなら、派手なものではなく、小ぶりで品のあるものを選びましょう。

 

社用車のお祓いのときの服装

社用車のお祓いの場合は、個人ではなく、会社の一員としてお祓いを受けることになります。

そのため、スーツ、もしくは制服や作業着があればそれを着て、お祓いを受けることが一般的です。

 

車のお祓いは神聖な儀式のため、もし、制服や作業着のシワや汚れが目立つようなら事前に洗濯やアイロンかけをしておくことをおすすめします。

 

スーツの場合は白いワイシャツと落ち着いた色のネクタイを選ぶと安心です。

 

 

車のお祓いに行くときの持ち物もチェック!

車のお祓いに行くときの持ち物を確認しましょう。

基本的に用意が必要なのは次の2つです。

 

初穂料(はつほりょう)

初穂料とはご祈祷やお祓いをしていただいたお寺や神社へお渡しする謝礼です。

車のお祓いをしていただいた際にも初穂料をお渡しします。

 

車のお祓いの初穂料の目安は5,000〜10,000円程度。

 

お寺や神社によって異なる場合や、お祓いの際にいただくお札やお守りによって金額が変化する場合があります。

また、あらかじめ初穂料が決められているお寺や神社もあるため、事前に電話やWEBサイトで確認しておくと安心です。

 

車のお祓いの初穂料をお財布から直接お金で支払うのはマナー違反です。初穂料はのし袋や白い封筒に入れてお渡ししましょう。

 

のし袋は文具店やスーパー、コンビニなどで手に入ります。

 

初穂料は仏様や神様への感謝の気持ちを表すものです。前もって用意したという気持ちが伝わるよう、事前に準備しておきましょう。

 

車のお祓いの初穂料はどのくらい?納め方や車のお祓いの流れも」では、車のお祓いの際の初穂料のマナーやお渡しするタイミングについてご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

 

お祓いを受ける車と車検証

お祓いを受けるお寺や神社に車で行き、指定の場所に駐車します。

車は境内へ直接乗り入れる場合や、専用の駐車場がある場合など、お寺や神社によってさまざま。

 

また、お寺や神社によっては車検証を持ってくることや車のナンバーを控えることを指示されることがあります。

 

こちらもあわせて、事前に確認しておきましょう。

 

 

まとめ

●車のお祓いは仏様や神様のご加護をいただく神聖な儀式です。明確なドレスコードはありませんが、仏様や神様に失礼のない服装をこころがけ、露出の高い服装やあまりにカジュアルな服装は控えましょう。

 

●家庭用の車のお祓いの場合は、男女ともに黒や紺、グレーなどのシックなモノトーンカラーのスーツやワンピースといった服装がおすすめです。社用車の場合は、会社の一員としてお祓いを受けるため、スーツや制服、作業着で受けるのが一般的。もし、制服や作業着のシワや汚れが目立つようなら事前に洗濯やアイロンかけをし、仏様や神様に失礼のないようにしましょう。

 

●車のお祓いに持って行くものは初穂料、お祓いを受ける車、車検証です。初穂料は車のお祓いへの謝礼で、5,000円〜10,000円が相場です。車の駐車場所や車検証が必要かどうかはお寺や神社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

 

茨城県の村松虚空蔵尊は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

 

冒頭でもご説明した通り、当山では「車自体へのお祓い」は行っておりませんが

虚空蔵菩薩のご加護をいただき、車両の適切な整備と、おだやかな心で運転していただけるよう、交通安全祈願を随時行っております。

 

車両を新しくした際、または年に1回、ご自身とご家族の交通安全を願ってご祈願されることをおすすめいたします。

 

くわしくは交通安全祈願ページをご覧ください。

 

ぜひご来山ください。