村松虚空蔵尊だより
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2024年06月12日
こんにちは!茨城県の村松虚空蔵尊です。
厄払いに行かれる方は多いと思いますが、子どもにも厄年があると聞いて驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、子どもの厄年があるとすれば、いったい何歳のときなのでしょうか?
また、厄年のときにすべきことはあるのでしょうか?
今回は、子どもの厄年についてご紹介します。
厄年の風習は、古くは平安時代からはじまったといわれており、日本に深く根付いています。
厄年の由来として考えられているのが、陰陽道です。
あくまでも諸説あるうちの一つですが、陰陽道において運気の流れが大きく変化する時期が厄年だとされています。
科学的根拠はなく偶然ではありますが、厄年とされる年齢は人生における大きな節目になる時期であり、人生のうちで病気やけが、事故などの災難に見舞われることが多い年といわれているのです。
そのため厄年の年齢は、昔の人の知恵から生まれた「普段より人生を慎重に過ごすべき年」ともいえるほか、 厄年は今までの人生を振り返るための良いタイミングでもあります。
厄年の由来や起源、厄除けや厄払いについては、以下のコラムでも詳しくご紹介していますので、ぜひご参考くださいね。
厄年の由来・起源をご紹介!年齢の理由や勘違いしやすい点もチェック!
子どもにも厄年はあります。
子どもの厄年は、数え年で1歳・4歳・7歳・10歳・13歳・16歳です。
数え年とは、生まれた時点を1歳とし、正月を迎えるごとに歳を重ねる数え方のことです。
誕生日を迎えた方は満年齢に1つ、誕生日が来ていない方は満年齢に2つ足します。
ちなみに大人の場合、一般的に男性の厄年は数え年で25歳・42歳・61歳、女性の場合は数え年で19歳・33歳・37歳・61歳。
その前後1年間は「前厄」や「後厄」とされ、3年間は普段より慎重に暮らすべき年と考えられています。
厄年の年齢は、心と身体が子供から大人へ成長する重要な年でもあります。
大人は厄年のときには厄払いに行かれる方も多いですが、子どもの厄年は、過度な心配はしなくても大丈夫だといわれています。
そもそも子どもは大人に守られて暮らしていることに加え、お宮参りや七五三といった節目で御祈祷を受けていることが多く、すでにご加護を受けていると考えられているからです。
もちろん、厄払いをしたいという場合には、厄払いの祈祷を頼むこともできます。
また、十三詣りは行うというご家庭は多いようです。
十三詣りは、数え年で13歳の年に、お寺や神社で厄除けの祈祷を受けることで、「知恵参り」や「知恵もらい」と呼ばれることもあります。
本来の参拝時期は旧暦の3月13日前後とされていましたが、現在では3月〜5月と時期を区切るか、時期を指定せず1年中参拝を受け付けているお寺や神社も多いです。
十三詣りの由来ははっきりしていませんが、平安時代に清和天皇が成人の儀式を行ったのが13歳だったということや、干支が12年で一回りすることなどが由来として考えられています。
十三詣りや厄除け・厄払いについては、以下のコラムでも詳しくご紹介していますので、参考にしてくださいね。
厄除け・厄払いはいつまでに受けるべき?代理や喪中でも出来る?
●厄年は人生のうちで、病気やけが、事故などの災難に見舞われることが多いといわれている年まわりのことです。科学的根拠はありませんが、人生のうちでも慎重に過ごしたほうが良い時期とされています。
●子どもにも厄年はあり、数え年で1歳・4歳・7歳・10歳・13歳・16歳。数え年とは、生まれた時点を1歳とし、正月を迎えるごとに歳を重ねる数え方のことです。
●子どもの厄年は、普段からお宮参りや七五三などで御祈祷を受けていれば、過度に心配する必要はありません。干支が一回りして初めて人生の節目を迎える年である13歳のときには、十三詣りをするご家庭が多いようです。
茨城県の村松虚空蔵尊は、平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。
村松虚空蔵尊でも十三詣りを通年受け付けています。
とくに、春休み中の毎年3月25日から4月7日にかけて執り行われる学年祭は、十三詣りでは一番の賑わいを見せる時期です。
小学校卒業のタイミングに、学校での勉学の成就や健康を願って参拝に行くのがおすすめです。