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お宮参りに必要な持ち物とは?当日を想定して準備を進めよう!

お宮参りに必要な持ち物とは?当日を想定して準備を進めよう!

こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。

 

赤ちゃんにとって初めての大きなイベントとなるお宮参り(誕生初詣り)。

一生に一度の儀式ですから、素敵な思い出を残したいと思いつつも、何を準備すればいいのかわからない、と戸惑われている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、お宮参りに必要な持ち物や、持って行くと便利な持ち物をご紹介します。

夏や冬などの季節ごとにあるとよいものもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

 

お宮参りに必要な持ち物とは?

お宮参り(誕生初詣り)は、赤ちゃんが誕生したことを仏様や神様に感謝したり、これからの健やかな成長を祈って行われる伝統行事です。

 

お宮参りは、赤ちゃんが生後1カ月前後のころに行われる行事。

何かと慌ただしい時期ですが、前もって必要なものをチェックしておくと安心ですね。

 

ここでは、お宮参りに必要な持ち物をご紹介します。

 

赤ちゃんのために準備するもの

赤ちゃんのために準備するものは、赤ちゃんの外出時に用意するものと基本的には同じ。

お宮参りが初めての長時間の外出となる場合も多いので、しっかり事前に準備しておきたいですね。

 

おむつセット

おむつ、おしり拭き、おむつ替えシートを用意しましょう。

 

また、使った後のおむつやおしり拭きを持ち帰るためのビニール袋も必要です。

ビニール袋は消臭効果があるものがおすすめですよ。

虚空蔵堂では専用ビニール袋とおむつ用ゴミ箱をご用意しています。

ベビールームにおむつ替え台もございますのでお使いください。

 

ミルク・授乳グッズ

粉ミルクと哺乳瓶のほか、ミルクを作る熱湯と白湯をそれぞれ魔法瓶に入れて用意します。

白湯があると作ってすぐに飲ませることができます。

普段母乳を飲ませている方は、授乳スペースがない場合に備えて、授乳ケープを用意しておきましょう。

虚空蔵堂ではベビールームにお湯と個室の授乳スペースを設けています。

 

着替え

赤ちゃんが汗をかいたり、よだれやミルクなどで服を汚してしまったりした場合に備え、着替えを持って行きましょう。

1着だけではなく、少し多めに用意しておくと安心です。

 

タオル、ガーゼハンカチ

タオルやガーゼハンカチは手拭きや口拭きとして使います。

よだれやミルクを吐き出してしまった場合のために用意しておきましょう。

 

お宮参りのために準備するもの

お宮参りには赤ちゃんのものだけでなく、お寺や神社へ準備するものもあります。

 

初穂料

初穂料とはご祈祷やお祓いなどをしていただいたお寺や神社へお渡しする謝礼のこと。

 

お包みする金額に悩まれる方も多いですが、一般的には5,000円〜10,000円程度が相場です。

包むお金は新札である必要はありませんが、できればシワのないきれいなお札が望ましいとされています。

 

当日慌てることのないように、事前に用意しておくと安心ですね。

 

初穂料については「お宮参りの初穂料とは?相場や渡す時の注意点やマナーを知ろう」でも詳しくご紹介しています。

 

用意しておくと便利なもの

ほかにもお宮参りのときに用意しておくと便利なものをご紹介します。

 

ベビーカーやだっこひも

ベビーカーやだっこひもは、お宮参り当日のお母さんやお父さんの負担を軽減してくれます。

 

ベビーカーは赤ちゃんが寝た場合でもベッドとして使うことでき、また、多くなりがちな荷物をかけたり収納したりすることも可能です。

 

だっこひもは荷物になりにくく、着脱がしやすい点がメリット。

移動中やご祈祷中でも素早く脱げて、たたんでおけば邪魔になりません。

 

カメラ、予備バッテリー

一生に一度のお宮参り。

記念にたくさん写真に残したいですね。

 

とくに自分たちで写真撮影を行いたい場合は、「途中でバッテリーが切れてしまった!」なんてことにならないように、予備のバッテリーやメモリカードもしっかり準備しておきましょう。

 

スマホの充電の確認もお忘れなく!

 

 

お宮参りの持ち物を準備するときのポイント

お宮参り(誕生初詣り)の準備をするときは次の2つのポイントに気をつけましょう。

 

ポイント① 荷物はすぐに出しやすいようにする

お宮参りの持ち物は予想外に大荷物になりがち。

そのため、バッグをいくつかに分けておくと、取り出しやすく便利です。

 

おむつセットやミルク・授乳グッズなどの「赤ちゃんグッズ」は取り出しやすい場所にまとめておき、初穂料とは別のバッグに入れておくと、荷物の出し入れがスムーズで、慌てることがありません。

 

ポイント② 季節に合わせた準備をする

生後1カ月前後の赤ちゃんは、まだ自分でうまく体温調節ができないため、季節に合わせた準備をしてあげましょう。

 

夏や冬にお宮参りする場合は、暑さ対策や寒さ対策が必要です。

 

【夏の持ち物】

  • ・日傘
  • ・扇子
  • ・羽織物
  • ・虫除けスプレー
  • ・日焼け止め など

 

夏の強い日差しから赤ちゃんや家族を守るため、日傘を用意しましょう。

晴雨兼用のものだと、急な雨にも安心です。

 

室内では思いがけず冷房で身体が冷えてしまうなんてことも。

ショールやストールなどの羽織物は赤ちゃんの冷房対策にも使えるので、1枚持って行くのがおすすめです。

 

日焼け止めや虫除けスプレーなどは、赤ちゃんも使えるものにすると共有できて便利ですよ。

 

【冬の持ち物】

  • ・おくるみ
  • ・ポンチョ
  • ・靴下
  • ・帽子  など

 

寒い時期の参拝には防寒グッズが欠かせません。

おくるみや靴下、帽子などを用意して、赤ちゃんの寒さ対策をしっかり行いましょう。

 

大人にはレッグウォーマーやカイロなどを用意しておくと良いですね。

 

 

お宮参りの持ち物以外にも準備しておくこと

お宮参り(誕生初詣り)には当日の準備だけでなく、事前に決めておくこともあります。

余裕を持ってお宮参りを迎えるため、前もって用意しておくことを5つお伝えします。

 

1.参拝先を決める

お宮参りは、地元のお寺や神社でも、思い入れのあるお寺や神社でも構いません。

祖父母も参拝される場合は、交通アクセスが良く家族にとって負担にならないところを選ぶと良いでしょう。

 

お寺や神社によって、ご祈祷に予約が必要な場合や当日受付のみの場合などさまざま。

事前にしっかり確認し、当日に備えましょう。

 

2.日程を決める

お宮参りは基本的には生後1カ月前後に行いますが、この日程はあくまで目安。

生後1カ月と言えば、赤ちゃんもお母さんもまだまだ体調は不安定な時期です。

お宮参りは母子ともに安心して外出できるようになってからで構いません。

 

赤ちゃんとお母さんの体調を見つつ、無理のない予定を立てましょう。

 

3.衣装(服装)を決める

和装のイメージの強いお宮参りですが、実は明確なドレスコードはありません。

最近では洋装で参拝される方も多くいらっしゃいます。

 

ただ、お宮参りは赤ちゃんの成長を祈る神聖な儀式。

そのため、あまりにカジュアルな服装は避けた方が良いでしょう。

 

お宮参りの服装については「お宮参りの服装はどうする?赤ちゃん・両親の服装をチェック!」で詳しくご紹介しています。

 

4.食事会を行う場所を決める

家族が揃うお宮参りでは、親睦をかねて、食事会を行う方も多いです。

 

お宮参りの後の食事会は、レストランで行う場合と自宅で行う場合があります。

レストランなら、準備や後片付けを気にする必要がなく、自宅の場合は周りの目を気にすることなくゆっくりくつろげるというメリットがそれぞれあります。

 

5.写真撮影の方法を決める

お宮参りの写真撮影は、自分たちで行う場合とカメラマンに出張撮影を依頼する場合、写真スタジオで撮影する場合の3つのパターンがあります。

どの方法が良いか事前に検討しておきましょう。

 

お宮参り当日の流れや当日までに準備しておきたいことは「お宮参り当日の流れは?当日までに準備しておくことも確認!」でも解説しています。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

まとめ

●お宮参りに必要な持ち物はおむつセット、ミルク・授乳グッズや着替えなど赤ちゃんに関するものと、初穂料やカメラなどのお宮参りに必要なものがあります。ベビーカーやだっこひもは当日のお父さんやお母さんの負担を軽減するため、持って行くことをおすすめします。

 

●夏場や冬場の参拝の場合は、まだ体温調節がうまくできない赤ちゃんのために、季節に応じた持ち物を準備しましょう。夏場は日傘や扇子、日焼け止めクリームなど、冬場はおくるみ、ポンチョ、靴下などを用意しておくと安心です。

 

●お宮参りには持ち物以外にも、参拝する場所、日取り、食事会や写真撮影の方法などを事前に決めておく必要があります。安心してお宮参り当日を迎えるためにしっかり確認しておきましょう。

 

茨城県の村松山虚空蔵堂は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

 

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、お宮参りをはじめ安産祈願や七五三、十三詣りなど様々な護摩祈祷を行っています。

 

ベビールームのご用意もございますので、ぜひ安心してご来山くださいね。