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厄除けに七色のものが良いとされる由来、七色の種類をご紹介

2021年08月03日

厄除けに七色のものが良いとされる由来、七色の種類をご紹介

こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。

 

厄除け用のお守りや開運グッズなどの中には、ひときわ鮮やかな七色のものが目を惹くことも珍しくありません。

単に視覚的に華やかなだけでなく、「七色」には厄除けの意味もあるとされており、普段持ち歩くものに七色のものを取り入れると運気アップも期待できるかもしれませんよ!

 

今回は厄除けに七色を取り入れる由来や、厄年に持っておきたいアイテムなども含めてご紹介します。

 

 

なぜ厄除けに「七色」が良い?由来を詳しくご紹介

「ラッキーセブン」という言葉が広まっているように、世界中では数々の信条や宗教に関連して「7」という数字は縁起が良いと語り継がれています。

 

日本では厄除けに「七色を取り入れたものを持ち歩くと良い」という習わしが古くからあり、諸説あるものの「七福神」が関係しているという説が有力です。

七福神は主に日本で知られる7人の神々のことで、日本・インド・中国の仏教に伝わる神々が一つの宝船に乗って人々に幸運をもたらす象徴として祀られています。

 

恵比寿(えびす)/大黒天(だいこくてん)/毘沙門天(びしゃもんてん)※多聞天ともいう/弁財天(べんざいてん)※弁天ともいう/福禄寿(ふくろくじゅ)/寿老人(じゅろうじん)/布袋(ほてい)の7人の神のことといえば、一度は聞いたことがありますよね。

 

日本で「七福神」がこれだけ浸透したのには中国で広まった「仁王般若経(にんのうはんにゃきょう)」という大乗経典が関係しています。

「仁王般若経」には「一切國王爲是難故講讀般若波羅蜜。七難即滅七福即生。萬姓安樂帝王歡喜」という一節があります。

 

もともと「仁王般若経」は中国における仏教と信仰、ひいては国王との関連を説いた経典であり「国土に七難(主に天変地異における水難・火難など)があるとき、国王がこのお経(般若経)を読めば、七難はただちに滅んで七福が生じ、人々は安楽へ導かれる」という教えでした。

 

この部分が日本では「七福神への信仰」に置き換わり、七福神を正しく奉れば「七難即滅七福即生」にあやかれる、という考え方に発展したというのが有力な由来とされています。

 

さらに、七福神を彩った「七色」のお守りなどが次第に信仰の象徴として広がりました。

何色が〇〇神様のイメージカラーというよりも、一つの宝船に七福神が大挙してお乗りになっていることから、一つのお守りに七色のラインが彩られたものがより一般へ広まったと考えられています。

 

俗説としては、7が8.9の前にあることから「8(や)9(く)=(厄)」の前に立ち、厄を避ける数字としても知られており、日本では7にまつわるものが縁起がいいとされたというお話もあります。

 

また、村松山 虚空蔵堂を建てたと伝えられている空海様(弘法大師様)もその昔、7つの厄除けの小物を携え、修行の旅に出て難を逃れたという説もあります。

 

 

厄除けの「七色」はどんなカラー?おすすめの七色アイテムも

虹色

七福神信仰に基づいた色合いですので、何か一色を特化して取り入れることよりも、七色バランスよく取り入れることが前提となります。

特に、厄年の厄除けには七福神があらゆる厄災を遠ざけることから、七色の開運グッズが好まれる傾向にあります。

 

日本で一般的にお守りなどに取り入れられている「七色」とはどんな色の組み合わせを指すのか、厄除けにおすすめの七色のグッズにはどんなものがあるのかも、ご紹介していきましょう。

 

厄除けに向いている7色はいわゆる「虹色」

厄除けのお守りなどに取り入れられている七色は「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」といったいわゆる「虹色」を指します。

 

七色=虹色には七福神信仰にふさわしく「雨の後の晴れ間に現れるのが『虹』」であることから七難去った後の「七福の象徴」としてさまざまな厄除けに取り入れられています。

 

厄除けに好まれる七色グッズとは?

厄除けに好まれる七色グッズには、次のようなものがあります。

ご自身の好みや贈られる方の好みに合わせて選んでみると良いでしょう

 

お守り

定番といえば、お守りではないでしょうか。

正確にはグッズという分類ではなく仏様・神様のお力を宿したものが「お守り」なのですが、七色でご利益があるという観点では、一番押さえておきたい基本的なものといえるでしょう。

 

お守りを贈るとき・受け取った人の取り扱い方などについてはこちら「厄除け・厄払いに効果的、正しいお守りの持ち方は?」なども参照してください。

 

財布

「七色財布」で検索すると、実に多くの検索結果に出会えるはずです。

基本的には金運上昇を期待される「黄色・辛子色」の財布に、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫といった七色の鮮やかなライン付けを施したものが一般的です。

 

さらに、今では淡いパステル調の七色財布や、七色で表面を埋め尽くしたものも増えています。

 

開運数珠

祈祷や礼拝のときに使用する数珠ではなく、願掛けなどの意味を込めて手首や足首、ときにネックレスとして使用する、いわゆる「ラッキーストーン」を取り入れた数珠などを指します。

色合いは七色であるものの、数珠に使用する石の縛りなどはなく、宗派や願い事/困り事などから使用する石を決めます。

 

 

まとめ

⚫︎七色を身につけると良い、という思想はもともと仏教信仰を支える神様と、その信仰心を裏付ける大乗経典「仁王般若経」を軸にしているという説があります。日本では七福神が災いを退け七福をもたらすとしたことから、七福神が一つの宝船に乗って来たように七色のものを一度に身につけると災いから自身を護り、新たな幸せをもたらすと考えられています。

 

⚫︎厄除けに好まれる「七色」を取り入れたものとして「お守り」「財布」「開運数珠」などがあります。好みや願い事/困り事をふまえてご自身の生活にあったものをとりいれるとよいでしょう。

 

厄除け・厄払いはぜひ茨城県の村松山虚空蔵堂へ。

茨城県の村松山虚空蔵堂は、平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、十三詣りをはじめ七五三やお宮参り、節分追儺式など様々な年中行事で護摩祈祷を行っています。

護摩木札・交通御守の郵送受付も対応していますので、お気軽にお問い合わせください。