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七五三のお参りは仏滅を避けるべき?おすすめのお日柄もご紹介

2021年10月20日

七五三のお参りは仏滅を避けるべき?おすすめのお日柄もご紹介

こんにちは!茨城県の村松山虚空蔵堂です。

 

七五三参りは11月15日に行われることが多いのですが、仕事の都合や混雑を避けるため、9月~11月の間で行う方が増えています。

 

「仕事などが忙しく、お参りできる日が仏滅しかなかった」

「仏滅って縁起の悪い日なのでは…?」

 

このように、仏滅の日に七五三参りを行うことを不安に思うかもしれません。

今回は、七五三のお参りは仏滅を避けるべきなのかという疑問についてお答えします。

 

仏滅を含む「六曜(ろくよう、りくよう)」と、七五三参りにおすすめのお日柄もご紹介します!

 

 

七五三のお参りは仏滅を避けたほうが良い?

結論、七五三のお参りは、仏滅に行ってかまいません。

 

「冠婚葬祭の日取りと同じように、七五三参りも六曜で決めた方が良いのでは?」と思う方は多いかもしれませんが、実際は大安でも仏滅でも大丈夫ですよ!

 

なぜなら、七五三と暦の上でその日の吉凶を表す「六曜」には、仏教・神道との関連性がないからです。

 

七五三は子どもの健やかな成長を祝い、これからも無事に成長できるようにお寺や神社へ参拝して祈る伝統的な行事(人生儀礼)です。

 

仏教では「仏様やご先祖様が子どもを守る」と言われているため、お寺を参拝して仏様やご先祖様へ子どもの成長を報告し、感謝の気持ちを捧げます。

子どものこれからの将来と健康長寿についても祈願しましょう。

 

神道の場合は神社へ参拝し、生まれ育った土地の氏神様である『産土神(うぶすなかみ)』に、「これまで子どもが無事に成長したことへの感謝」と「今後の健やかな成長」を祈ります。

 

参拝については「七五三はお寺と神社どちらを選ぶ?それぞれの特徴や参拝方法」でも詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください。

 

 

七五三の日取りを決める前に!「六曜」をご紹介

そもそもなぜ「お祝いごとは仏滅を避けた方が良い」といわれているのでしょうか?

ここでは「六曜」の詳細と、仏滅以外で気を付けた方が良いとされる日をご紹介します!

 

六曜とは?

六曜は日の吉凶に関する民間信仰の一種で、中国が発祥と言われています。

 

日本には鎌倉時代(14世紀)に伝わったとされ、その後名称や意味は少しずつ変化し、現在の六曜が確定したのは江戸時代後期といわれています。

 

六曜は、暦の中で最も有名な「暦注(暦に記載されるその日の運勢、日時・方位などの吉凶)」で、冠婚葬祭の日取りを決める際にもよく使われます。

 

6種類ある「曜」についても、それぞれご紹介します。

 

大安(たいあん)

六曜の中で最も縁起の良い日とされています。

 

全方位で吉、成功しないことはない日となっており、結婚式などのお祝いごとやマイカーの納車日、竣工式など新しいことを始めるのに良い日とされています。

 

先勝(せんしょう、せんかち、さきかち)

「先んずればすなわち勝つ」という意味から、なるべく早く物事を済ますことが良い日です。

急ぎの用事などがある場合はこの日を選ぶと良いといわれています。

 

午前中は吉ですが、午後は凶となるので、七五三参りをするなら午前中にスケジュールを組めると良いかもしれません。

 

友引(ともびき、ゆういん)

「友を引く」という意味で、大安の次に吉とされる日です。

 

結婚式などのお祝いごとに良い日とされていて、七五三参りにもよく選ばれています。

 

反対に、葬儀を行うと「友人をあの世へ引っ張る」と考えられており、弔事を避けるため葬儀場や火葬場は友引の日に休むところが多いようです。

 

朝は吉、昼は凶、夕方は吉といわれています。

 

先負(せんぶ、せんぷ、せんまけ、さきまけ)

先勝の反対で、「先んずれば即ち負ける」の意味があります。

 

急用は避けるべき日なので、焦って何かをすることや唐突に予定を入れるのは控えた方が良いでしょう。

文字通り、賭け事や勝負なども良くないとされています。

 

午前中は凶で、午後は吉となっているので、七五三参りは午後からがおすすめです。

 

赤口(しゃっこう、せきぐち、じゃっく)

陰陽道で不吉な日とされる「百舌日(しゃくぜつにち)」の影響を受けた日です。

「全てが消滅する日」と言われており、何もしないことが良しと考えられています。

 

ただし、午の刻(11時~13時)は吉なので、七五三のお参りをするなら正午付近がおすすめです。

 

「赤」という文字から血や火を連想するため、刃物や火の取り扱いに注意すべき日と言われています。

 

仏滅(ぶつめつ)

「物が滅する(終わる)日」で、六曜の中で1番縁起が悪い日とされています。

 

お祝いごとは避けた方が良いとされていますが、断ち切りたいものを終わらせて新しくスタートさせるのには良い日です。

 

ちなみに「仏」の字は入っていますが、仏教との関連性はありません。

 

仏滅以外で気を付けるべき日は?

仏滅以外で気を付けた方が良いとされる日はいくつかありますが、今回は以下の3つをご紹介します。

 

  • ●不成就日(ふじょうじゅび):何事も成り立たず、悪い結果を招く日
  • ●受死日(じゅしび・じゅしにち):葬儀以外は何をやっても悪い日
  • ●十死日(じっしび・じゅうしにち):受死日に次いで縁起が悪く、葬義にも悪い日

 

お日柄を気にされる場合は、上記の日は避けて大安などを選べたら良いですが、無理をして縁起の良い日にこだわる必要はありません。

家族の都合を優先して、無理のないスケジュールを立ててくださいね。

 

 

七五三のお参りにおすすめのお日柄は?

七五三

最近では六曜をあまり気にせず七五三参りを行う方は多いですが、一緒にお参りする親族の方の中には六曜を気にする方がいらっしゃるかもしれません。

そんなときは、六曜の中でお参りに吉とされる時間帯を選んでみてはいかがでしょうか?

 

仏滅以外の六曜で、それぞれ吉とされる時間帯は以下の通りです。

 

  • ●大安・・・終日
  • ●先勝・・・午前中
  • ●友引・・・朝、夕
  • ●先負・・・午後
  • ●赤口・・・午の刻(11~13時)

 

他にも、六曜以外から吉日を選ぶ方法もあります。

六曜以外の吉日で、縁起が良いといわれている日は以下の通りです。

 

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

「一粒の種もみが万倍にも実る」という意味で、何を行うにも最高の日。

ただし、お金や物を借りると負担が倍増するので避けた方が良いとされています。

 

天赦日(てんしゃにち)

「すべての神様が天に昇り万物の罪を赦(ゆる)す日」で、年に数回しかない日本の暦の上で最高の吉日と言われています。

 

神吉日(かみよしにち)

「神事に関することを行うのに吉とされる日」で、お参りやお祭りにおすすめの日です。

 

天恩日(てんおんにち)

「すべての人が天の恩恵を受ける日」で、さまざまな慶事を行うのに良い日とされています。

 

 

七五三参りで1番大切なのは、お子様のこれまでの成長に感謝し、これからの成長を祈ること。

縁起の良い日にばかりこだわって、無理なスケジュールを組むのはおすすめしません。

 

ご家族の都合や体調を第一に考えて、気持ちよくお祝いできるように日程を選んでくださいね。

 

参拝時期については「七五三の参拝時期はいつ?年齢や日取りの決め方」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

まとめ

●七五三の場合、六曜と仏教・神道に関連性はないため、仏滅に七五三参りをしても問題はありません。七五三は子どもの健やかな成長を祝い、これからも無事に成長できるように仏教の場合はお寺へ、神道の場合は神社へ参拝して祈る伝統的な行事です。

 

●六曜は、大安、先勝、友引、先負、赤口、仏滅の6つから成り立つ暦注の一種です。仏滅以外にも気を付けた方が良いとされる日に、不成就日、受死日、十死日などがあります。

 

●六曜を気にする方がいらっしゃる場合や「できれば縁起の良い日にしたい」と考えるなら、仏滅以外の六曜で吉とされる時間帯を選ぶことや、「一粒万倍日」「天赦日」など六曜以外から吉日を選ぶのも1つの方法です。ご家族の都合や体調を第一に考えて、無理のないスケジュールを組むようにしましょう。

 

七五三の参拝はぜひ茨城県の村松山虚空蔵堂へ。

 

茨城県の村松山虚空蔵堂は、平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、十三詣りをはじめ七五三やお宮参り、節分追儺式など様々な年中行事で護摩祈祷を行っています。

 

護摩木札・交通御守の郵送受付も対応していますので、お気軽にお問い合わせください。