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お寺はどんな時に行くもの?主な目的や訪れて良いタイミングをご紹介

2025年02月18日

お寺はどんな時に行くもの?主な目的や訪れて良いタイミングをご紹介

こんにちは!茨城県の村松虚空蔵尊です。

 

お寺には「お葬式の時」「法事の時」しか行かないという方も多いのではないでしょうか。

 

実は、お寺は日々の暮らしの中で、もっと気軽に訪れることができる場所なのです。

 

今回は、お寺の基本的な役割から、どんな時に訪れるのか、そして当山の魅力についてご紹介します。

 

 

お寺の基本から解説!神社との違いやお寺の役割とは?

お寺は仏教の教えを広め、人々の心の安らぎの場として、古くから大切な役割を担ってきました。

 

神社との最も大きな違いは、神社が日本古来の神々を祀るのに対し、お寺は仏様を祀る場所という点です。

 

また、外観にも明確な違いがあります。

神社には必ず鳥居がありますが、お寺には鳥居はなく、代わりに山門があるのが特徴です。

 

参拝方法も異なります。

神社では二拍手を打ち、お賽銭を入れて参拝しますが、お寺では合掌して礼拝を行い、ロウソク(お灯明)やお線香・お焼香をあげるのが一般的です。

 

なお、お寺には必ず本尊となる仏様がいらっしゃり、それぞれのお寺によって異なります。

管理者も神社が神主であるのに対し、お寺は僧侶(住職)が務めます。

 

お寺の歴史と役割

本来、お寺は仏教の教えを聞く場所として建てられました。

インドでお釈迦様が仏教を説き始められた当初は、人々は自宅や村の休憩所に招いて教えを聞いていましたが、仏教の教えを聞く人が増えてくると、専用の建物を建てるようになりました。

それが「寺院」の始まりです。

 

やがて、お寺は単なる説法の場にとどまらず、人々が集い、心の安らぎを得られる場所として、また地域のコミュニティの中心として発展していきました。

さまざまな行事や法要を行い、教育や福祉、文化の拠点としても重要な役割を果たしてきたのです。

 

現代でも、お寺は私たちの心の支えとなる大切な存在として、地域に根付いています。

 

 

お寺はどんな時に行く?こんな目的で訪れるケースが多い

墓参り

お寺は、実にさまざまな目的で訪れることができます。

年間行事やライフイベントに合わせて、また日々の心の支えとして訪れる方も多くいらっしゃいます。

 

お墓参り

お寺を訪れる理由として最も多いといわれているのが、お墓参りです。

命日や月命日などのほか、お盆やお彼岸などにお墓参りされることが多いです。

 

そのほか、進学や結婚などの節目、ご自身が新しいことを始められるタイミングなどに、ご先祖様にご報告に来られる方などもいらっしゃいます。

 

年中行事でのお参り

初詣や節分会、お盆、お彼岸など、季節の節目にお参りする機会が多くあります。

これらの機会は、仏様に感謝を捧げ、新たな願いを込める大切な機会となっています。

 

多くの方がお参りに行かれる初詣については「初詣はいつまでに行けばよい?最適な期間や時間帯はあるのか」でも詳しくご紹介しています。

 

人生の節目での参拝

お宮参りや七五三、十三詣り、成人式など、人生の大切な節目にお参りする習慣があります。

これらは、成長への感謝と、これからの平安を願う大切な機会です。

 

お子さんが生まれてから行うお宮参り(誕生初詣り)は、何かとわからないことも多いものです。

お宮参りはいつ行く?日程の決め方や基本をおさえよう」でご紹介していますので、ぜひご参考ください。

 

お願いごとやご祈願

厄除けや方位除け、開運、商売繁盛、学業成就など、さまざまな願いを込めてお参りすることができます。

 

特に厄年には、厄除けのご祈願に訪れる方が多くいらっしゃいます。

厄除け・厄払いはいつまでに受けるべき?代理や喪中でも出来る?」「運が悪いならお祓いも方法の一つ!厄除け・厄払いの種類もご紹介」では、厄除けについて詳しくご紹介しています。

 

ご出産や車の安全を願う方も、ご祈願にいらっしゃいます。

安産祈願はいつ・誰と行く?戌の日とは何か・必要な持ち物も確認!」「車のお祓いはいつする?タイミングや流れ・マナーを確認」をご覧ください。

 

日々の心の安らぎを求めて

特別な目的がなくても、心を落ち着かせたい時、静かに考えごとをしたい時など、お寺は誰でも気軽に訪れることができます。

境内を散策しながら、日常の喧騒から離れてゆっくりと過ごすことができます。

 

写経や座禅などの体験をしているお寺もあります。

また、御朱印集めなどを目的に訪れる方もいらっしゃいます。

 

 

村松虚空蔵尊にもお気軽に訪れてください

村松虚空蔵尊は平安時代初期の大同2年(807年)、弘法大師空海によって創建された由緒ある寺院です。

現在は、日本三体虚空蔵尊の一つとして、多くの参拝者をお迎えしています。

 

知恵と福徳の仏様として知られる虚空蔵菩薩様を本尊とし、「知恵授けの十三詣り」の名所としても全国に知られています。

 

特に記憶力増進、頭脳明晰、学業成就のご利益があるとされ、多くの方々の信仰を集めています。

 

年間を通じてさまざまな行事を開催しており、正月の初詣護摩(1月1日~7日)、節分会追儺式(2月3日)、十三詣り(3月25日~4月7日)、七五三詣り(11月)などが特に賑わいます。

また、毎月13日はご縁日として多くの参拝者が訪れます。

 

護摩祈願は毎日受け付けており、当日のお申し込みで参加いただけます。

ご予約は不要ですので、どうぞお気軽にお越しください。

 

 

まとめ

●お寺は仏様を祀る場所で、神社とは鳥居の有無や参拝方法が異なります。本来は仏教の教えを聞く場として建てられ、地域のコミュニティの中心としても大切な役割を担ってきました。

 

●お寺への参拝目的は実にさまざまです。初詣や節分、お盆などの年中行事、お宮参りや七五三、十三詣りといった人生の節目、厄除けや開運などの願いごと、そして大切な方々への供養など、私たちの人生に寄り添う場所として親しまれています。心の安らぎを求めて気軽に訪れることもできます。写経や座禅などの体験、御朱印集めなど、お寺との新しい関わり方も生まれています。

 

●村松虚空蔵尊は知恵と福徳の仏様として知られ、特に「知恵授けの十三詣り」の名所として親しまれています。年間を通じてさまざまな行事を開催しており、護摩祈願は予約不要で当日受付可能ですので、どうぞお気軽にお越しください。

 

お寺にお参りしたいと思われたら、ぜひ茨城県の村松虚空蔵尊へお越しください。

 

村松虚空蔵尊は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

 

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、初詣や厄除けをはじめ、七五三やお宮参り、十三詣り、節分追儺式などさまざまな護摩祈祷を行なっています。

ぜひご来山ください。