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初詣での願い事の仕方は?伝え方や参拝の方法をご紹介

2025年01月03日

初詣での願い事の仕方は?伝え方や参拝の方法をご紹介

こんにちは!茨城県の村松虚空蔵尊です。

 

初詣で願い事をする際、「仏様や神様にどう願い事を伝えれば良いのだろうか?」と迷うことはありませんか?

 

せっかくの初詣なら、正しい方法で願い事をしたいですよね。

 

今回は、初詣に行く時期や服装などの初詣の基本をお伝えし、願い事の伝え方についてご紹介します。

 

初詣の参拝方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

初詣の基本的な部分から確認!

初詣は、いつまでに行かなくてはいけないという決まりはありませんが、以下の日程に行く方が多いです。

 

・三が日中:1月1日~3日
・松の内(まつのうち)中:関東1月1日~7日、関西1月1日~15日
・1月中

 

参拝時間にも特に決まりはありませんが、行きたいお寺や神社の参拝可能時間を確認してから行くと良いでしょう。

 

服装は洋服の場合、カジュアルすぎる服装や露出の多い服装、あまりに華美な服装、動物の毛皮などは避けたほうが良いです。

 

着物の場合は特に決まりはなく、自分の好きな種類や柄を着てかまいません。

「宝づくし」や「鶴」などの柄を選ぶと、縁起が良くお正月感も出ておすすめですよ。

 

初詣では、寒い中長時間待つこともあるため、防寒をしっかりと行いましょう。

 

持ち物は、お賽銭(さいせん)、古いお守りや破魔矢(はまや)・お札、ハンカチ、モバイルバッテリーなど。

お寺でのお賽銭は、お布施(ふせ)の一つとして考えられており、穢(けが)れを払って身を清めるという意味があります。

 

一方、神社でのお賽銭は、日頃の感謝の気持ちを神様に伝えるためにささげるものとされています。

 

初詣に行くタイミングや服装などについて詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてみてくださいね。

 

初詣はいつまでに行けばよい?最適な期間や時間帯はあるのか

初詣の持ち物は?必需品や適した服装をチェック!

初詣に着物を着たい!おすすめの柄や防寒対策・注意点を紹介

 

 

初詣での願い事の仕方は?伝え方をご紹介

絵馬

初詣での願い事の伝え方をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

 

①住所と名前を伝え、自己紹介する

お寺や神社には、たくさんの人が初詣に訪れるため、自分がどこの誰かということを正しく伝えるとより良いでしょう。

 

初めに、自分の住んでいる場所と名前をしっかりと伝えることが大切です。

 

②日頃の感謝を伝える

次に、日頃の感謝を伝えます。

 

参拝とは、本来は感謝の気持ちを伝えるためのものです。

「昨年はありがとうございました」「いつも見守っていただきありがとうございます」など、昨年の出来事を報告しつつ、仏様神様に感謝を伝えましょう。

 

③願い事をする

最後に、願い事を伝えます。

願い事は、いくつもするのは避け、1つにしぼると効果的とされています。

 

願い事の内容は「勉強を精一杯頑張りますので、大学に合格するのを手助けしてください」「一生懸命働きますので、事業が成功するように応援してください」など、仏様や神様に頼り切ったものではなく、自分でも努力する前提でお願いをすると、より良いでしょう。

 

そして、願い事は自分のことだけではなく、周りも幸せになるようなお願いをするのもおすすめです。

 

例えば、「受験に合格して両親に恩返しができますように」「事業が成功して、沢山の人の助けになれますように」などです。

 

また、マナーを守りつつ、声に出して伝えるのも良いとされています。

自分の発した言葉は実現するという「言霊(ことだま)」の考え方から、願い事は声に出すほうが叶いやすいと信じられています。

 

願い事を声に出して言うと、自分の願いや目標が自分の潜在意識に浸透し、叶えやすくなるともいわれていますよ。

 

 

初詣の参拝方法も確認しておこう

初詣では、お寺と神社のどちらに行けば良いか迷う方もいるかもしれませんが、どちらに行っても問題ありません。

 

お寺の場合は仏様、神社の場合は神様に新年のご挨拶をすることになります。

 

参拝方法は、以下の通りです。

 

①敷地に入る

敷地に入るときは、お寺の場合、山門という大きな門をくぐって入ります。

通るときには軽く一礼をし、敷居を踏まずにまたいで通ってください。

お寺の参道は、左右の端を歩くようにしましょう。

 

神社の場合、鳥居の下をくぐります。

軽く一礼をし、参道の真ん中を歩かず、端のほうを歩きます。

 

②手水で手と口を清める

参拝前には手水舎(てみずや)で手と口を清めます。

お清めの作法はお寺と神社、どちらも同じです。

 

1.右手で柄杓(ひしゃく)を持って水をすくい、左手に水をかけて清める
2.左手に柄杓を持ち替え、右手を清める
3.右手に柄杓を持ち替え、左手に水を少し溜めて口をすすぐ
4.柄杓を縦にして、柄杓の持ち手部分に水をかけて清める

 

③参拝

お寺と神社では「手を叩くか、叩かないか」という部分で違いがありますので、確認しておきましょう。

 

お寺の場合

お寺の場合、参道の途中に常香炉(じょうこうろ)という大きな香炉がある場合は、線香の煙を体に浴びて体を清めます。

線香をお供えしても良いですね。

 

その後、本堂の前に到着したら、まず、賽銭箱にお賽銭を丁寧に入れます。

銅鑼(どら)などの仏具がある場合は、静かに1度鳴らし、合掌しながら仏様にお祈りします。

 

神社の場合

神社の場合、本殿の前に来たら、お賽銭を丁寧に入れ、鈴を鳴らします。

次にお祈りをするのですが、神社では「二礼二拍手一礼」が基本。

深いお辞儀を2回し、両手で2回「パンパン」と手を叩き、手を合わせたままで神様にお祈りします。

最後に1度深くお辞儀をして終了です。

 

お寺と神社の参拝やマナーの違いについては、下記のコラムもぜひご参考ください。

 

初詣はお寺と神社どちらに行く?参拝やマナーの違いとは

 

 

まとめ

●初詣はいつまでに行かなければならないという決まりはありません。行くタイミングとしては、三が日中や松の内中、1月中などが挙げられます。カジュアルすぎる服装や露出の多い服装、動物の毛皮などは避け、着物の場合は縁起の良い「宝づくし」や「鶴」などを着ると良いでしょう。持ち物は、お賽銭、古いお守りや破魔矢・お札、ハンカチなどを持っていきます。

 

●初詣での願い事の伝え方は、住所や名前を伝え自己紹介し、日頃の感謝を伝え、願い事をします。

 

●初詣には、お寺と神社どちらに行っても問題ありません。初詣の参拝方法は、敷地に入り、手水で手と口を清め、参拝します。

 

初詣には、ぜひ茨城県の村松虚空蔵尊へお越しください。

 

村松虚空蔵尊は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。

 

茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、初詣の時期には、毎年大晦日の夜から厄除け・出世開運を祈願しに、多くの参拝者が訪れます。

 

ぜひご来山ください。