村松虚空蔵尊だより
2026年02月13日

こんにちは!茨城県の村松虚空蔵尊です。
新しい年の始まりに、お寺や神社へお参りする初詣は日本の大切な風習です。
ただ、「いつまでに行けば良いの?」「お寺と神社のどちらに行くべき?」と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は初詣の基本やマナーについて、参拝時期や回数、お寺と神社の違い、お賽銭・絵馬・おみくじの作法までご紹介します。
初詣に行く時期や回数について、基本的なマナーを確認しましょう。
初詣に「いつまでに行かなければいけない」という厳密な決まりはありません。
極端に言えば、初詣とはその年最初のお参りのことです。
ただし、仏様や神様への新年のご挨拶ですから、できるだけ早いタイミングでお参りできると良いですね。
一般的に初詣に行くタイミングには、次のような目安があります。
1月1日の元旦から1月3日までの3日間です。
関東では1月1日から7日まで、関西では15日までの期間のことを指します。
旧暦が使われていた時代では、新暦のおおむね1月下旬から2月中旬が旧正月でした。
寺社によっては、旧正月の頃まで正月行事など案内している例もあります。
初詣の期間については「初詣はいつまでに行けばよい?最適な期間や時間帯はあるのか」で詳しくご紹介しています。
六曜(大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅)は中国から伝わった暦の考え方で、仏教や神道の教えとは直接結びつくものではありません。
そのため、仏滅の日に初詣に行っても差し支えありません。
仏滅の参拝については「初詣の参拝は仏滅にしても大丈夫?参拝期間もチェック」で詳しく解説しています。
複数のお寺や神社に初詣に行くことは全く問題ありません。
仏様や神様にはそれぞれ違った役割があるため、複数個所に初詣に行ったからといって御利益が得られないということはありません。
初詣で複数箇所を参拝することについては「初詣に何箇所も行くのはOK?順番や参拝のマナーもチェック!」で詳しく解説しています。
初詣はお寺と神社のどちらに参拝しても問題ありません。
明治時代以前は「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」といって、仏様と神様が結びついて信仰されており、両者は深く混ざり合っていました。お寺と神社が明確に区別されたのは明治時代からです。
初詣に関しても、お寺と神社はどちらにお参りしても問題なく、もちろん両方にお参りしても大丈夫です。
ただし、参拝の作法には違いがありますので、それぞれのマナーを確認しましょう。
なお、お寺と神社の違いについては「初詣はお寺と神社どちらに行く?参拝やマナーの違いとは」で詳しくご紹介しています。
また、初詣の由来や歴史を知ると、より有意義なお参りができます。
詳しくは「初詣の意味や由来、歴史を知って有意義なお参りに」をご覧ください。
お寺での参拝方法をご紹介します。
山門の前で帽子を脱いで一礼をします。
山門をくぐるときは敷居を踏まずにまたいで通ります。
次に、手水舎(ちょうずや)で手と口を清めます。
右手で柄杓を持ち水をすくい、左手を清め、柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
再度右手に柄杓を持ち替えて左手に水を少量ためて口をすすぎます。
最後に柄杓を縦にし、持ち手部分を清めます。
常香炉(香炉)がある場合は、線香の煙をあびて身を整えましょう。
本堂の前まで来たら、一礼をしてお賽銭を賽銭箱へそっと入れます。
鰐口(わにぐち)など鳴らすものがあれば案内に従って静かに鳴らします。
最後に合掌してお参りし、一礼をして完了です。神社のように柏手を打つ作法がすすめられることは一般的に多くありません。
お寺での参拝マナーについては「初詣でお寺へ参拝!作法や注意点は?」で詳しく解説しています。
次に、神社での参拝方法をご紹介します。
鳥居の前では、軽く一礼してからくぐります。参道は端を歩くようにします。これは中央を「正中(せいちゅう)」として敬意を表すことに由来します。
手水舎があれば、手と口を清めます。
清める順序はお寺の場合と同様です。
本殿の前に来たら鈴がある場合は鳴らし、賽銭箱にそっとお賽銭を入れます。
神社にもよりますが、一般的な参拝方法は「二礼二拍手一礼」です。
深く2回お辞儀をし、胸の高さで大きく2回手を叩いてから、手を合わせたまま心の中で神様にご挨拶をします。
最後に1回深くお辞儀をして参拝終了です。

初詣では、お賽銭を入れるだけでなく、絵馬に願い事を書いたり、おみくじを引いたりすることも楽しみの一つです。
それぞれの基本的な作法をご紹介します。
お賽銭は、お寺でも神社でも、神仏へのお供え(奉納)として納めるものです。
お寺では浄財として、布施(与える修業)と結びつくとされています。神社は本来感謝の気持ちとして供えるとされています。
賽銭箱に入れる際は投げ入れず、丁寧にそっと入れましょう。
お賽銭の金額に決まりはありませんが、縁起が良いとされる語呂合わせがあります。
5円は「ご縁がありますように」、25円は「二重にご縁がありますように」といった意味合いがあると言われています。
また、1万円を「万事円満」などとして縁起がよいとする語呂合わせもありますが、これらはあくまでもゲン担ぎで、金額の大小は関係ありません。
大切なのは、仏様や神様に感謝の気持ちを伝えることです。
お賽銭の詳細については「初詣のお賽銭はいくら入れるのが良い?お賽銭の意味や参拝方法も確認」も、ぜひご覧くださいね。
絵馬は、仏様や神様に願いと叶った際の感謝を伝えるためのものです。
まずは参拝し、感謝と新年のご挨拶を伝えてから授与所で絵馬を受けるのが一般的な礼儀です。
絵馬には絵が描かれていない面(裏面)に願い事を書きます。
雨や風で文字が消えないよう、油性ペンを使うのがおすすめです。
願い事、名前、住所を書きますが、個人情報が気になる場合はイニシャルや都道府県名だけでも構いません。
書き終えたら、境内にある絵馬掛けに奉納します。
願い事を書いた裏側が見えるように掛けるのが本来の作法です。
絵馬について詳しくは「初詣の絵馬の書き方や意味とは?正しい作法で願いを届けよう」で解説しています。
おみくじは、単に吉凶を当てるためではなく、書かれている内容を今後の生活の指針として受け取るためのものです。
内容をよく読み返して自分の行動に照らし合わせることが大切です。
おみくじを引く前には、きちんと参拝しましょう。
引いたおみくじは、吉凶に関わらず結んで帰っても、持ち帰っても構いません。
仏様や神様と「ご縁を結ぶ」という意味で結んでいくのも良いですね。
おみくじを引く回数に厳密な決まりはなく、恋愛や仕事など聞きたい内容が異なる場合は複数回引いても構いません。
ただし「書いてある内容」が大事ですから、結果が気に入らないからといって大吉が出るまで引き続けるのはおすすめしません。
おみくじについては「初詣といえばおみくじ!引ける回数は?いつまで引ける?」で詳しくご紹介しています。
また、初詣では破魔矢を授与されることもあります。
破魔矢の意味や飾り方については「初詣で授与される破魔矢とは?飾り方から処分方法まで解説」をご覧ください。
●初詣に「いつまでに行かなければいけない」という厳密な決まりはありません。一般的には1月1日から3日までの三が日中、または1月7日までの松の内中(関西は15日まで)に行く方が多いです。仏滅の日でも参拝でき、複数のお寺や神社に参拝することも問題ありません。
●初詣はお寺と神社のどちらに参拝しても問題ありません。お寺では手を叩かずに静かに合掌し、神社では「二礼二拍手一礼」で手を叩いて参拝するという違いがあります。
●お賽銭の金額に決まりはありませんが、5円や25円など縁起が良いとされる語呂合わせがあります。大切なのは金額の大小ではなく、感謝の気持ちを伝えることです。絵馬は参拝後に書き、願い事を書いた面を外に向けて奉納します。おみくじは吉凶よりも内容が大切で、引く回数に厳密な決まりはありません。
初詣には、ぜひ茨城県の村松虚空蔵尊へ。
茨城県の村松虚空蔵尊は平安時代に空海(弘法大師)によって創建された寺院です。
茨城では「村松の虚空蔵さん」と呼ばれて親しまれ、初詣をはじめ、十三詣りやお宮参り、節分追儺式など様々な年中行事で護摩祈願を行っています。